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基本知識

妊娠中の基礎体温の低下。これってよくあるコト?

投稿日:2016年12月27日 更新日:

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毎日基礎体温を付けていると、いつもと同じグラフにならないような時には不安を感じてしまいうのではないでしょうか。特に妊活中の方は、基礎体温を付け続ける事で一喜一憂してしまうことも多いはず。

この記事では基礎体温のグラフの特徴、妊娠中の変化などをを中心に詳しく御紹介していきますので、これを機会に体の小さな変化について、知るきっかけとなれば幸いです。

妊娠と基礎体温、グラフの変化を理解する基礎知識

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基礎体温は最も安静にしている時に測る体温で、この基礎体温を毎日計測してその値を点として結ぶ事で、規則性のあるグラフを描く事が出来、同時に妊娠に関わるいろいろな仕組みを知ることができます。

基礎体温を付けることでどんな事が分かる?

基礎体温は通常、朝目覚めた直後、体を動かしていない時の体温を計測します。毎日基礎体温を計測し続ける事で、体温が低めの時期、体温が高めの時期、そしてこの二つの時期の間に妊娠する可能性が高い排卵日があることが分かります。

排卵日は体温が低い時期から高い時期に移り変わるときに当たり(別項目で解説)、体温の高低変化が見られない時には、排卵のない無排卵・無月経が考えられ、この状態では妊娠をする事が出来ないのです。

月経の時期の推測に役立つ

通常は、月経前に体温ががくんと下がるので、この兆候が見られたら月経が始まると推測されます。毎月のグラフの推移を見てそろそろ月経が始まるかな、と身支度をする事も可能なので女性には嬉しい指標と言えます。

ストレスの兆候が発見出来る事もある

ストレスや睡眠不足が重なると、基礎体温の変動が激しくなり規則的な2段階のグラフにならない事が多いです。これはストレスの為にプロラクチンというホルモンが過剰分泌され、排卵を抑制してしまうためだと考えられています。

低温期と高温期のサイクルは?排卵期はいつ?

次に基礎体温の基本的なグラフについて解説いたします。女性は、体温が低い低温期と体温が高い高温期が14日サイクルで繰り返されるのが一般的です。

月経初日を1日目とすると、低温期は14日目までの期間を指し、15日目から28日目の期間が高温期となります。

低温期から高温期へ移行する間に排卵日がありますが、グラフを見てもこの日と特定するのは難しく、グラフの状態から低温期最後の日から体温が上がり始め高温期に入った3日間を排卵期と呼んでいます。

この月経初日から14日の前後3日程度の排卵期が最も妊娠しやすい時期だと言われていますが、これには個人差があるため、大体の目安として捉えるようにしてください。

「正常な基礎体温」のグラフにならない場合の要因は?

上記でも挙げたように、低温期と高温期の2段階の線が見られるのが基礎体温の特徴です。しかしながら何らかの要因で、この2段階の線が見られない場合が考えられます。ここでは、不規則なグラフになってしまう時に考えられる要因について解説します。

体温の変化が見られないとき

低温期、高温期の区別がなく平らなグラフである場合は、排卵が行なわれていない「無排卵性月経」の可能性があります。ただし健康な人でも、たまたま排卵しなかっただけという事も考えられますので、数ヶ月継続して様子を見てみると良いでしょう。

高温期の体温が安定しない

高温期を作り出すホルモンとしては、黄体ホルモンであるプロゲステロンが挙げられます。どんな女性でも35歳過ぎから減少傾向が見られます。

しかしながら黄体ホルモンは加齢以外にもストレス・冷えなどが原因で通常通り分泌しない事もあるので、高温期の体温が安定しなかったときは、こういった要因はなかったかのチェックも必要になります。

要因のチェックもし、改善をしても3か月ほど高温期が安定しないグラフが続くときは婦人科を一度受診してましょう。

低温期から高温期に移行して、そのまま高温期が続く

高温期が2週間以上続いている場合は妊娠の可能性が考えられます。これは妊娠すると分泌が活発になる「プロゲステロン」という女性ホルモンの影響であると考えられています。

プロゲステロンは新しく宿った命を育てるために、体を温める働きがあります。そのため、妊娠すると低温期に戻らずに高温期が続く、というのが特徴の1つです。

妊娠中の基礎体温、どんな風に変化する?

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前項では、女性における理想的な基礎体温について学びました。次に上記で軽く触れた妊娠中の基礎体温について、掘り下げて解説を進めていきます。

妊娠すると、高温期って出産まで続くの?

妊娠すると高温期が続く事は既に述べましたが、出産までずっと体温が高いままなのかと疑問に思う方も多いでしょう。高温期から低温期に意向しない、その後のグラフの変化の特徴を解説していきます。

高温期がどのくらい続くと妊娠?検査薬はいつから使える?

妊娠検査薬の反応が見られるのは、次の月経予定日の1週間後くらいだと言われています。つまり、高温期の2週間経過、生理が来ずに更に1週間高温期が続いた後、検査薬でチェックする事をおすすめします。

検査薬が陽性の場合、無理のないように過ごしながら基礎体温をさらに1週間ほど図り続け、高温期がさらに続いているときは受診するようにしましょう。

基礎体温の高温期、微熱のように感じる事も!

「熱っぽいと感じたら妊娠していた」という方も多く、妊娠超初期において37℃近くの高い体温を示す場合があります。基礎体温の高温期は、個人差もありますが36.7℃前後が一般的です。

この状態が長く続くと、熱っぽい・微熱がある感じ、といった不調を訴える方が多いそうです。人によって体温差がありますので、一般的にご自分の基礎体温グラフから低温期の平均値を出し、それよりも0.3~0.5度くらい上がった温度を目安にしてください。

妊娠超初期に高温期が続くのは何故?

既に記述したように、基礎体温で高温期となるには女性ホルモンの一種である「プロゲステロン」の働きが関係しています。妊娠して新たな命を育てる際には、鳥が卵を温めるように、人の体も赤ちゃんを温めようとする働きが生まれるのです。

着床時に基礎体温が下がるという特徴が見られる

高温期の途中に、体温が一時的に下がる現象が見られる場合があります。これは「インプランテーションディップ」と呼ばれており、受精卵が子宮内膜に着床する事で起きる現象と言われています。

しかし、何故着床すると基礎体温が下がるかについての医学的な解明はまだで、基礎体温との因果関係があるかどうかもはっきりしていません。

着床して体温が下がった後に再び高温期に戻った場合は、妊娠の兆候の1つとして考えられるため、様子を見て病院を受診される事をおすすめします。

妊娠初期はいつまで高温期が続く?下がる可能性のある要因は?

妊娠すると体を温めるために体温の高い状態が続きますが、この高温期は目安としてどのくらいまで続くものなのでしょうか?高温期が続く期間、またインプラーテーションディップ以外に基礎体温が急に下がる場合の要因について解説いたします。

妊娠に伴う高温期は、胎盤が完成するまで続く

胎盤は妊娠時のみ子宮内に作られる臓器で、着床した受精卵より細い糸状の組織が子宮に向かって伸びていき、子宮と結びついて形成されます。赤ちゃんはこの胎盤を通じて酸素、栄養分をお母さんの血液を通して受け取ります。

胎盤は一般的に妊娠13週から15週あたりで完成するので、体温も下がり始める傾向があります。しかし前述の通り個人差があるため、高温期が通常より長く続いていてもあまり気にし過ぎないようにしましょう。

流産の兆候の1つに、体温が下がる事が挙げられる

妊娠初期の胎盤が完成される以前は、流産の可能性が高く不安な日々を過ごす方も多いでしょう。実は流産の兆候の1つとして、基礎体温が急激に、もしくは徐々に低下する現象が見られる事があります。

これは妊娠する事によって多く分泌されるプロゲステロンが、妊娠が継続しないために減少するからだと言われています。そのため妊娠検査薬で陽性が出て高温期が続いた後、早い段階で体温が下がってきた場合には流産の可能性が疑われるのです。

体温変化以外での流産の兆候としては…?

流産の多くは基礎体温の変化以外に、下腹部の痛み・出血・つわりがなくなるといった症状が併用して現れます。しかしこれらの症状は、流産していない通常の妊婦さんにも起こりうるものなので、念のため病院を受診して赤ちゃんの状態をみてもらうと良いでしょう。

自覚症状が見られない「稽留流産」という状態も考えられる

稽留流産とは、赤ちゃんが子宮内にとどまったまま死亡してしまっている状態を指します。通常の流産と違って基礎体温に変化が見られない事が多く、体内のホルモンバランスは妊娠中と同じ状態である事が多いです。

そのため定期健診の超音波検査をして、稽留流産に気づく事がほとんどだそうです。

この状態が通常の進行流産に進んだ場合は、出血が自然と始まり子宮の外に出てきます。この場合は出血と腹痛を伴い、手術の必要性も出てきます。いずれにしても、定期健診を必ず受ける事が早期発見にもつながるので、大切だと言えるでしょう。

測定方法や測定状況に問題がある

基礎体温を測定する時の方法や状況によっては、正確なグラフが描けない場合があります。中でも睡眠不足・ストレスが要因でホルモンバランスが崩れる事は多いですし、体温の測り方が悪くても起こります。

例えば、計りながら寝入って口を開けていた、寝起き直前に布団をはいで体が冷えていた、こういったことなども影響します。

次の項で正しい基礎体温の測り方を解説しますので、毎日同様な状況を作り出して測定するよう心がけましょう。

基礎体温を付けている、プレママ予備軍とプレママの皆さんへ

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最後にプレママ、プレママ予備軍の皆さんに、実践しやすいアドバイスをお伝えいたしますので、是非実践してみてください。

基礎体温を正しく測って、毎日の生活に生かそう!

プレママ予備軍の皆さんは、基礎体温を正しく測り自らの健康状態をチェックしたり、毎月のホルモンバランスの推移を知ったりする事で、基礎体温を妊活に生かしていかれます。

基礎体温の測り方のポイント

基礎体温は毎日起床してす、布団の中で舌の裏側の正しい位置に入れて測定します。舌の裏側の奥にある中央のすじの両側が最適で、場所を変えると体温が正確に測れないことがあります。

起床時間が不規則であったり、測っている最中に動き回ったりした場合も体温に差が出てしまう事が多いです。

自分に合った体温計を使用しよう!

昔ながらの水銀の体温計以外に、音が鳴って知らせてくれる電子体温計、更には測定の結果が自動的に記録されるコンピュータ内臓型体温計があります。ご自身が使い易く、継続して使用出来る体温計選んで活用しましょう。

基礎体温のグラフががたがたの方!注意すべき事は?

基礎体温を測っていて、がたがたのグラフとなる方はいらっしゃいませんか?

こうなる原因としては、自律神経の乱れや冷えによるものが多いそうです。そのためこれらを改善する事が、きれいな2段階の基礎体温へ導く近道です。

具体的に出来る事としては、バランスの良い食生活・適度な運動で気分リフレッシュと共に新陳代謝の促進・質の良い睡眠をとる事などが挙げられます。なかなか難しい事だとは思いますが、妊娠を希望されている方は、できる範囲内で少しずつ努力して改善し、妊娠しやすい体を作っていきましょう。

基礎体温の安定には葉酸サプリも効果的だとされています。基礎体温が不安定な方は下記ページも参考にご覧ください。
>ベルタ葉酸サプリで基礎体温は安定するの?

基礎体温は一つの目安なので、気にし過ぎない事が大切

妊活中の皆さんは、基礎体温のグラフが予想通りのグラフを描かないからと、極度に心配するのは逆効果です。勿論健康を左右する一つの指標となるため、継続的に付けるのは良い事です。

しかしこれまで述べてきたようにストレスから基礎体温が不規則となる事もありがちです。基礎体温が2段階にならない、一般的な温度とは違うなど、捉われすぎ体温に変化を与えることも多いのです。

もし、基礎体温が不規則だった場合は、何か病気の兆候なのかな?と、病院を受診するきっかけとする程度が良いでしょう。

プレママの場合には、妊娠発覚後にこういったストレスを極度に感じてしまう場合、基礎体温をつけるのを一時的に停止するよう指導する病院もあるくらいなのです。体の調子を知る目安は、お腹の張り、痛み、硬さ、気分など様々ありますので、その一つの目安として基礎体温も利用していきましょう。

まとめ

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妊娠中はいつもの自分と異なった体の状態となるために、精神的に不安定になりがちです。それ故に基礎体温の変化は気になってしまうものですが、あくまでご自身の体調管理の上で一つの指標になるものと考え、あまり気に病まないようにしましょう。

そして定期健診は決められた期間にしっかりと受け、元気な赤ちゃんを産めるように頑張っていきましょうね!

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