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基本知識

妊娠安定期にしていいこと、ダメなことまとめ

投稿日:2016年12月23日 更新日:

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妊娠中期に差し掛かると、妊娠安定期という言葉をよく耳にしますね。しかし、実際のところ、妊娠安定期って何が安定する時期なのかはっきり分かっておらず、疑問に思っている妊婦さんも多いのではないでしょうか。

安定期と聞くと、食事や運動の自由があるように聞こえますが、決して何をやってもOKというわけではないようです。そこで、妊娠安定期の体の状況や赤ちゃんの状態、そして妊娠安定期に気を付けなければならない点を詳しく解説していきます。

妊娠安定期っていつ?何が安定するの?

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妊娠中期に訪れる妊娠安定期はその名の通り、妊娠期間中で妊婦さんの心の状態や体の状態が最も落ち着き、快適に過ごすことのできる時期のことです。

では、具体的に何週目に妊娠安定期が表れ、何が安定し、妊娠安定期だからこそしなくてはならないことなどをご一緒に見ていきましょう。

安定期の期間や体の状態について

妊娠安定期は、一般的に妊娠5か月から6か月前後に時期を迎えます。大体妊娠16週0日から安定期は始まり、27週6日前後で終わりを迎え、妊婦さんの体は出産準備に入るのです。

この安定期の特徴は、つわりや高温期が終わるころに起きることが多く、妊娠初期の悩みであった吐き気や眠気、体のだるさや頭痛などの症状が治まり、辛かった体の不調から解放されます。

体調が改善されることによって、精神状態も安定して、心身ともにリラックスできるので、唯一、妊娠期間中で快適に過ごすことができる期間といえます。

胎盤は15週ごろにほとんど完成し、16週目に差し掛かる頃には胎盤がしっかりと出来上がっています。このため、妊娠安定期は運動するのにも最適な時期で、つわりから解放され食欲が増すので、体調管理のためにも運動は欠かせません。

体の不調も治まり体を動かしやすくなりますが、妊娠中の体に負担をかけないようにすることは妊娠全期間中を通して変わりなく、気を付けなければならない点です。

ウォーキングのような軽い有酸素運動がおすすめで、20分から30分続けるのがベスト。マタニティヨガやマタニティスイミング、ストレッチなどの運動で筋肉をほぐしましょう。どんな運動をするにあたっても、必ず担当の産婦人科医師に相談をし、了承を得てから始めるようにしましょう。

安定期は人それぞれ

妊娠安定期は大体妊娠16週0日と前述しましたが、妊娠の経過は人それぞれなので、一般的な期間より早く始まる人もいますし、妊娠16週目を過ぎてもまだ始まらないという妊婦さんもいます。

このような時期のずれは、妊婦さんの体の状態や赤ちゃんの成長のスピードなどと関係している場合が多いですが、ご自分の妊娠安定期が一般的な期間に始まらなかったとしても、流産の危険性が上がる・赤ちゃんに異常があるせいで期間がずれている、ということまずありませんので心配をしないように!

どうしても気になるときは、妊婦健診の折にでも主治医に質問してみましょう。

さて、胎盤が完成する妊娠安定期は、流産のリスクが減ります。また、お腹もそれほど大きくないので、体が動かしやすくなります。

赤ちゃんが生まれてからしばらくの間は、なかなか旦那さんと出掛ける時間も取れなくなったり、遠出もしずらくなりますので、心と体が安定している妊娠安定期を満喫するためにも、外食や小旅行などに出かけるのもよいのではないでしょうか。

妊娠中の安定期、していいこと、ダメなことってある?

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妊娠安定期とはいえ、妊娠中には変わりありませんので、していいこととダメなことの境界線は学んでおきましょう。

多少の外出や運動、旅行を楽しんでもOKとされている妊娠安定期だからこそ気を付けなければならないことがあります。身の危険になるようなことはきちんと避けて、妊娠中期をストレスなく過ごすことが大切です。

安定期に入ったら何でもOK…ということではない

安定期と聞くと、制限や我慢をしなくても良いというニュアンスに聞こえがちですが、決してそういうわけではなく、むしろ安定期だからこそ気をつけておかねばならないこともあります。常に一線引いておかねばならないリミットがあるのです。

リミットの一般的なサインで多いものは腹痛や出血、お腹の張りなどです。

例えば妊娠安定期に起こる腹痛は、子宮が大きくなることや便秘などの特に問題のない腹痛の場合が多いのですが、常位胎盤早期剥離や子宮頸管無力症、細菌などによる感染症、子宮収縮によって腹痛が引き起こされているケースも少なくありません。

これらは全て、胎盤が完成して、赤ちゃんの体が形成され始めてから発症することが多いため、妊娠中期(安定期)に気を付けておかなくてはなりません。腹痛はもちろん、心当たりのない出血や痛みを伴うお腹の張りなどの症状が表れたら、すぐに産婦人科の医師に診てもらうようにしましょう。

見た目に現れない症状が、子宮口の開きや子宮頸管の短さです。いずれの状態も妊娠週数ではなく、人それぞれで違います。

子宮頸管が短いと、切迫早産のリスクが高くなる可能性がありますので、運動に制限がかかるのです。妊娠健診をきちんと受け、自分の子宮口の開き具合・子宮頸管の長さを知っておくことと、妊娠安定期に入っても、ご自分の体調の変化や不安なことを見過ごさず、医師にきちんと相談しましょう。

このように自覚症状が表れず、体調リミットのサインが出ないこともありますので十分注意しておかなくてはなりません。

安定期にしてはいけないこと

安定期に入っても続けて注意の必要なことを掘り下げて見ていきましょう。

タバコを吸うのはNG

タバコを吸うと体の血液の流れが悪くなり、赤ちゃんへ送られる酸素や栄養が十分に届かないことが考えられます。

血流が悪くなることで赤ちゃんに酸素や栄養が送られにくくなると赤ちゃんがお腹の中で窒息してしまう、成長のスピードが遅くなり、未熟児として産まれてきてしまうなどのリスクが高くなるのです。

喫煙は、妊娠中でなくても体に悪いですが、妊娠中は特に危険。喫煙の習慣があった方は、頑張って出産まで禁煙を!

大きい魚に注意?

マグロやカツオなどの、比較的大きい魚にも注意しなくてはなりません。

大きな魚であればあるほど有害金属が蓄積されていると言われています。マグロには少量の水銀が含まれており、大人であれば食べても全く問題ありませんが、臓器が未完成な赤ちゃんの体には、少量の水銀でも悪影響が出る可能性があります。

胎盤は完成していますが、赤ちゃんの体はまだまだ未熟です。妊娠初期同様に安定期も食事に気を付けて過ごしてください。

体の冷えは油断大敵

体の冷えによる赤ちゃんへの影響はとても大きく、油断は禁物。血流が悪くなり、栄養や酸素が行き届かなくなるのはもちろん、冷えによる影響で妊婦さんの免疫力が下がり、風邪や感染症を引き起こしやすくなってしまいます。

妊婦さんの体の状態は、お腹の中の赤ちゃんの状態ともいえますので、赤ちゃんのためにも正しい食事と適度な運動で健康を維持する努力を欠かさないようにしましょう。

妊娠安定期に入ると、つわりや体調も改善され、お腹もそれほど大きくなく動きやすいことから、これまで制限されていたことをいろいろしたくなることでしょう。

ですが、お腹に赤ちゃんがいることに変わりはなく、この期間中は出来上がった胎盤を通してママから栄養をもらい臓器や体の形成を続けて生まれるために頑張っています。

妊娠中期は、赤ちゃんにとってとても大切な時期、運動や旅行も妊婦さんの体に負担がかからない程度に行ってください。

安定期に入った!旅行も仕事も大丈夫?

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体調の改善や流産のリスクが低くなる妊娠中期は、妊婦さんにとっての活動時期ともいえます。旅行にも出掛けやすくなりますし、仕事もしやすくなります。

旅行や仕事をするうえで、知っておかなくてはならないポイントと、最適な時期、緊急事態に素早く対応するための方法を詳しく説明していきます。

安定期、仕事や旅行はいつからOK?

上記でも説明した通り、一般的な安定期は大体妊娠16週目から27週目までです。仕事や旅行をしたいと考えている妊婦さんは、妊娠安定期に入ったら必ず医師に相談をしてください。

医師から許可が出た場合は、妊娠中期に起こりやすい腹痛や出血、お腹の張りに十分気を付けながら、運動を始める・旅行を計画する・仕事を再開するようにしましょう。おなかが張るなどのサインが出るまえに適度に休憩を取ることを心がけて過ごしましょう。

ご自分が安定期にまだ入っていないのに、16週目を迎えたからといって自分の判断だけで仕事を始めたり旅行に出かけたりすることは避けてください。

安定期の旅行や仕事をするうえで注意したいコト

仕事をする際は仕事内容に気を付ける

妊娠初期に仕事を休んでいた妊婦さんが妊娠中期になって仕事を始めるという場合も、妊娠初期から仕事を休まずに妊娠中期に差し掛かった妊婦さんも、仕事内容について負荷は無いかどうかよく考えましょう。

重いものを持つ作業は腰を痛めてしまうリスクが高くなりますし、車を運転する業務は事故を起こす危険性があります。また、残業や出張の頻度が高いと、体調を崩しやすくなり、体に負担を与えてしまうのです。

そういった危険がないかどうかを確認したうえで、もしある場合、またはご自分が現在の仕事をこなすうえで「つらい・きつい」と感じたら、仕事内容の変更を上司に相談しましょう。

必要があれば、医師からの意見書を書いてもらうこともできますから、それを提出してきちんと自分の体を守りましょう。

現在まだ妊娠初期の方は、この時期から上司への相談をはじめておくとスムーズに対処してもらえますよ。

旅行をする際は万が一の時のために備えをしておく

安定期とはいえ、体調に変化が出ないわけではありません。旅行に出掛ける際は万が一の時のことも考えて、計画しましょう。

移動距離はなるべく国内、海外旅行は避けるようにしたいですね。海外にどうしても旅行したいという場合は、病院や医療施設がきちんと完備されている土地、飛行時間の短い国を選ぶのが大切です。

移動手段としては、同伴者が居れば車やレンタカーなどを借りて運転してもらうか、乗っている時間を比較的少なくすることができる新幹線や飛行機がベスト。どれを利用しても母子ともに大きな問題はありません。

飛行機は妊婦さんの利用可能期間が定められており、出産予定日を含め8日以上28日以内の搭乗の場合は診断書の提出が必要です。また、出産予定日を含め7日以内の搭乗では、診断書の提出と医師の同伴が必要となります。

妊娠後期に差し掛かると飛行機は利用しづらくなってしまいますので、飛行機を利用したい場合は妊娠安定期の前半に旅行に行くことをおすすめします。

旅行日程は、できるだけ妊婦さんに負担を与えないよう、日帰りや1~3泊程度で計画を。

旅行に行く際は必ず、羽織るものや、クレジットカード、母子手帳、保険証、かかりつけの病院や連絡してほしい人の緊急連絡先を書いたメモを持ち歩くなどして、旅行先で体調が悪くなってしまったときもスムーズに対応できるようにしましょう。

また、何かあったときに一目で妊婦だと分かってもらえるようにマタニティマークをカバンや所持品につけておくと良いですね。

プレママへ、「無理のない程度」って、ちゃんと分かっていますか?

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妊娠中よく耳にする言葉ですよね。でも案外無理をしないってどの程度なのか、わかっていても自分の限界が把握できていないことがあります。

無理をしない程度というのは、ちょっと疲れたな…と感じたら休むということです。自分にとって辛いと感じる運動や、痛みを感じる動作など、どの程度で感じるかは人それぞれなのですが、それらの限界を避けることが「無理をしない程度」といいます。

また、自分一人で抱えないで、周囲の人を頼ること、悩みを打ち明けたりすることも無理をしないためには大切なことです。

また、自分への無理のない程度もありますが、赤ちゃんは受け身です。赤ちゃん自身が出せるサインはお腹の張りや痛みですので、このサインを感じたらすぐに休息を取るなどして、お腹の赤ちゃんにとっての無理のない程度も日々考えてあげるようにしてください。

赤ちゃんを守ってあげられるのは妊婦さん自身です。自分の無理のない程度、限界を知り、日々気を付けることは赤ちゃんに無理をさせず、ひいては守ることにも繋がります。

自分自身の体や心と向き合って、妊婦さんにも赤ちゃんにも無理のない生活を送ることを心がけましょう。

まとめ

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安定期になると、精神面・健康状態も安定してきますが、100%安心、安全というわけではないわけです。

安定期だから大丈夫だろう…と、安心しきらず、ちょっとでも気になったり心配なことがあったら、すぐに担当の産婦人科医師に相談するようにしてみましょう。

安定期とはいえ、してはいけないことや気を付けなければならないことを守って、無理をせず、ストレスフリーに妊娠安定期を過ごしてください。

 

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