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食べ物

だって好きなんだもん!妊娠中の鰻。どのくらいなら食べても良い?

投稿日:2016年12月11日 更新日:

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妊娠すると、お腹の赤ちゃんのために食生活にも気を使わなければいけなくなりますよね。実は、妊娠中には食べることを控えたほうがいい食材が存在するのです。

その中でも特に気をつけるべき食材なのが鰻。栄養価も高く美味しい鰻ですが、なぜ妊娠中に控えなければならないのか、赤ちゃんにどのような影響が及んでしまうのかを詳しく解説していきます。鰻が大好きな妊婦さんも1日に摂取していい量を学んで、マタニティライフを楽しく送りましょう。

鰻は栄養の宝庫…なのに妊娠中に控えなきゃいけない理由って?

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鰻にはたくさんの栄養が含まれており、魚の中でも栄養価はトップクラスです。では、なぜそんな栄養価の高い食材を控える必要があるのでしょうか。その秘密は鰻に含まれる成分にヒントが隠されていました。

鰻に含まれている栄養

鰻には、ビタミンAをはじめとするビタミンが多く含まれています。体の調子を整えるうえで欠かせないミネラルも豊富に含まれており、免疫力を高める効果やコレステロール値を下げてくれるなど、疲労回復にも効果が期待されているのです。

一見妊婦さんの体にも良さそうに見えますよね。しかし、鰻に含まれるこのビタミンAという成分が赤ちゃんに危険を及ぼす可能性があるのです。

えっ、ビタミンAが危ないの?

鰻に含まれるビタミンA(レチノール)は、体に悪いものではないのですが妊娠中に過剰摂取してしまうと、赤ちゃんが奇形・先天異常などの障害を持って生まれてしまうリスクが高くなります。また、ビタミンAは体外に排出されにくいことが特徴で、体内に残ってしまうため、その溜まったビタミンAが赤ちゃんに悪影響を与えてしまうのです。

ビタミンAの1日の摂取量とは?

妊婦さんに推奨されるビタミンAの摂取量は2000IU(600mcg)とされています。(IU=ビタミンを計る単位、mcg=マイクログラム)この2000IUという数値は、食材でいうとどのくらいなのか気になりますね。

例えば、卵5個や牛乳2リットルで2000IUになるのですが、なんと鰻のかば焼きは40gで2000IUを超えてしまうのです。

鰻に含まれるビタミンAが問題だということが分かりましたね。栄養価が高いものでも妊娠中となると摂取量に気を付けなければなりません。お腹の赤ちゃんに悪影響が及ばないように注意することが大切です。

次の項目で、このビタミンAの過不足がどんな影響をママと赤ちゃんに与えるのかを見ていきます。

妊娠中のビタミンA、足りなくても多くてもママとベビちゃんにトラブルが…

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妊娠中のビタミンAは過剰摂取してもいけませんが、全く摂取しないのも体に良くありません。それぞれ、妊婦さんと赤ちゃんの体にどのような影響が出てしまうのか説明していきます。

動物性と植物性のビタミンAの違い

ビタミンAには動物性と植物性の2種類が存在しています。

鰻は動物性に分類され、他にレバーやあん肝、チーズ、卵、バター、魚、牛乳なども含まれます。対して植物性は、ニンジンやカボチャ、ピーマン、ほうれん草、ブロッコリー、バジル、ねぎ、トマトなどの緑黄色野菜です。

動物性ビタミンAが体内に蓄積されてしまうのに対して、緑黄色野菜の持つβカロテンという栄養素は体内で必要に応じてビタミンAへと変化します。植物性ビタミンの過剰分はビタミンAに変化せず、βカロテンのまま使われるので、過剰摂取しても心配ないということなのです。

ビタミンAが足りなかった場合

ビタミンA不足は、皮膚、粘膜、気管、消化管などに影響が及ぶおそれがあり、赤ちゃんの成長障害や妊婦さんの免疫力低下を招いてしまいます。免疫力低下は風邪などを引きやすくなり、妊婦さんの体に負荷がかかってしまうため、赤ちゃんへの影響も良くありません。

ビタミンAが多すぎた場合

ビタミンAを過剰摂取してしまうと、赤ちゃんの耳の形に異常が出る、頭の形が変形してしまうなど、奇形児が生まれてしまう可能性が高くなります。過剰摂取しても妊婦さんに影響はほとんどないので、お腹の赤ちゃんに異変が起きていたとしても気付かないケースが多いのです。

動物性のビタミンAに対して、植物性ビタミンAは妊婦さんの体にも赤ちゃんの体にもとても良いです。動物性のビタミンAを摂取してはいけないわけではないですが、植物性のビタミンAを進んで摂取するようにすると安心ですよ。

じゃあ妊娠中、鰻はどれくらいなら食べても良い?

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もし妊娠中にどうしても鰻が食べたくなってしまった場合は、1日に摂取しても良い鰻の量を知って、食べ過ぎを防ぎましょう。

毎日鰻を食べるなら何gまでが理想

毎日鰻を食べるとしたら、20~30gまでが理想です。20~30gは大体鰻のかば焼き一切れ程度ですが、それ以上摂取してしまうと過剰摂取となってしまいますので注意してください。

ビタミンAの摂取過剰になる鰻の量とは?

鰻の摂取量は40gを超えてしまうとビタミンAの過剰摂取となります。

ただ、一回40g以上取ってしまったからそれで過剰摂取ということではありません。40g以上を1週間続けて摂ったりするのは問題です。ですが、日ごろから≪少量なら問題なし、食べ過ぎは禁物≫と思っていた方が安心ですね。

妊婦さんは鰻を食べる前にきちんと量をチェックしてから食べましょう。

妊娠中の各時期で、鰻はOK?NG?

妊娠初期~後期を通して、鰻は極力控えたほうがいいとされています。特に妊娠初期は食べ物の影響が強く、妊婦さんの食べ物によって赤ちゃんが健康に産まれてきてくれるかどうかが左右されるのです。

妊娠初期に少量の鰻を食べてしまったからといって、急に赤ちゃんに影響があるわけではありませんが、普段から赤ちゃんのことを気遣った食事をすることが大切ですね。

プレママへ、鰻を美味しくたっぷり食べるコツ

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妊娠中に食べることは控えるべきだといわれている鰻ですが、鰻自体が悪いわけではありません。過剰摂取が危険なだけであって、食べ方に気を付け、なおかつ量をきちんとコントロールできれば妊娠中に鰻を食べることも可能です。

野菜でβカロテンを補って動物性ビタミンAとのバランスを図る

動物性ビタミンAを摂取するときは、先程も説明しましたが植物性ビタミンAとのバランスが重要です。ビタミンAは摂取量のバランスが難しく、多すぎても少なすぎてもいけません。ですから、動物性ビタミンAばかりを摂取するのではなく、例えば鰻のかば焼きを食べるときに一緒に、ニンジンやトマトなどの緑黄色野菜が含まれたサラダを食べる、鰻と野菜で料理を作るなどの方法をとりましょう。

鰻の量に対して、2~3倍程度の緑黄色野菜は摂取してください。そうすれば、万一、動物性のビタミンAが不足しても、その分を野菜のビタミンAが補ってくれます。

鰻を毎日少量食べたい?「鰻」を満喫したい?

鰻を毎日食べたいのであれば、少量にしなくてはなりませんが、どんな風に食べたいかで量を決める工夫ができます。

1週間に1回、鰻のかば焼き1枚を食べたいなら、6日間は動物性ビタミンAを摂らず、野菜で植物性ビタミンAを摂取しましょう。月に1回、美味しくうな丼を食べたいなら、食べる当日は動物性ビタミンAを摂らないようにすることはもちろん、1週間~2週間程度は摂取しない努力も必要です。

妊娠中は鰻を控えるのに越したことはありませんが、鰻が大好きな妊婦さんには辛いですよね。食事でのストレスでも妊婦さんやお腹の赤ちゃんに影響が出てしまいます。ストレスを溜めない程度に、楽しく食事をしましょう。

まとめ

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妊娠中の鰻の危険性について解説してきましたが、注意すべきポイントさえきっちりおさえれば心配ありません。鰻自体は危険な食べ物ではないので妊娠中でなければ安全です。そして、普段の食生活を見直すことも大切です。野菜不足になりがちや、偏った食生活になっていないかどうか、お腹の赤ちゃんが健やかに成長していくためにもきちんと見直しましょう。

 

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