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妊娠中の肋骨の痛み。これって何?手軽な対処法とは?

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妊娠中の肋骨の痛みはとても辛いもので、ズキズキと刺すような痛みが特徴的で、多くの妊婦さんたちを悩ませています。しかも、妊娠中は痛み止めを飲むことをよしとされていないので、肋骨の痛みを感じていても、対処法が分からず我慢してしまう方が多いのです。そんな悩める妊婦さんたちのために、お家で手軽にできる対処法を紹介していきます。

妊婦泣かせ、妊娠中の肋骨の痛みの原因は?

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妊娠中に感じる肋骨の痛みの原因は主に2つあり、赤ちゃんを産むために必要な体の準備と日頃の姿勢や筋力が関係しています。妊娠初期、中期、後期で表れ方も原因も少しずつ変わってくるのが肋骨の痛みの特徴です。では、それぞれの時期ごとの痛みの特徴を知っていきましょう。

妊娠初期、中期、後期、通しての肋骨の痛みの表れ方と原因

初期:

原因➀ホルモンの影響によるもの

肋骨の痛みは、妊娠初期でも着床した瞬間から時期は関係なく表れます。女性ホルモンの分泌が大きく関係して、つわりや疲労だけでなく肋骨の痛みまで発症するというケースは少なくありません。例えば、リラキシンは関節を緩める作用がありますが、骨盤の関節が緩むことで体全体に影響をきたします。

女性ホルモンは、着床してから出産までの間にかけて、赤ちゃんの形成や妊娠を維持させるために増え続けますが、その、急激な女性ホルモンの増加に体がついていかず、ストレスを溜め込むことによって、骨盤だけでなく体全体の神経に悪影響を与えてしまうわけなんですね。

原因➁免疫機能力低下やカルシウム不足

妊娠中の肋骨の痛みには免疫力の低下が関わっています。実は、あえて免疫力を低下させているのです。免疫力が強すぎると、父親の遺伝子を持った赤ちゃんは異物とみなされてしまい、排除しようとしてしまいます。つまり、流産や早産の危険性が高まってしまうのです。

また、人間の体に最もダメージを与えてしまうといわれている冷えも、妊娠中は起こりやすく注意が必要。なんと、冷えのダメージで、体の温度が少し下がっただけでも免疫力の低下は起こり、1度あたり30%以上も低下してしまいます。

免疫機能力が低下することで骨自体が弱くなる、風邪をひきやすく咳こむため肋骨に痛みが出る、肋間神経痛にかかってしまったりするなどします。

カルシウム不足も原因の一つ。お腹の赤ちゃんにたっぷりとカルシウムを与えなければいけないため、妊婦さんは栄養不足になってしまいがちです。特に普段からカルシウムを摂取しない方だと、骨も弱りやすくなっているため、少しの刺激でも肋骨の痛みが表れることや、肋骨にひびが入る・折れてしまうなどに及んでしまうのです。

妊娠初期であれば痛みはそれほど強くありませんがお腹が大きくなるにつれて肋骨に負担をかけてしまう可能性があります。カルシウムが多く含まれるチーズや魚などの食材を日常的に摂取するよう心がけましょう。

中期:

原因➀ホルモンの影響によるもの

女性ホルモンの分泌が盛んになるため、初期同様の原因に加えストレスが溜まりやすくなります。また、ストレスから肩こり、頭痛といった症状も出始め、肋骨の痛みだけでなく他の体の不調も出るようになります。

原因➁赤ちゃんの成長でお腹が大きくなる

初期の頃よりもお腹が大きくなっていきます。そのため、寝ているときもお腹の赤ちゃんが苦しくないように、横向き姿勢で寝ることを心掛ける方が多いです。しかし、横向きの姿勢ではどうしても肋骨が圧迫され、痛みが表れてしまいます。他にも、お腹を支えるための反り返り姿勢による体のゆがみや、肋骨の開きが出ることも中期の肋骨の痛みの原因です。

後期:

原因➀ホルモンの影響によるもの

後期に差し掛かると妊婦さんの体は、出産に十分耐えられる体になるように妊娠初期の頃から増え続けた女性ホルモンはピークに到達します。後期に肋骨の痛みを訴える妊婦さんは全体の約70%以上もいるのです。中には激しい痛みを感じる方も多くなってきます。

原因➁赤ちゃんの成長で内臓が圧迫される

後期では、赤ちゃんの成長とともに子宮が一層大きくなり、内臓が圧迫されてしまいます。それが原因で、肋骨が無理に広がり、激しい痛みが生じてしまうのです。また、子宮内のスペースが狭くなることによって、赤ちゃんが手や足を動かすだけで肋骨に当たる可能性が高く、同時に骨盤や股関節への負担はもちろん、腰、背中、そして肋骨に痛みが表れるようになります。

妊娠初期、中期、後期で、肋骨へ痛みが出る理由はそれぞれ違いますが、共通しているものとして挙げるなら、女性ホルモンの分泌と免疫力の低下です。女性ホルモンを抑えることは難しいですが、免疫力なら普段の生活を改善することで、だいぶ上げられます。健康的な体を目指しましょう。

妊娠中の肋骨の痛みは他の原因もあるの?

 

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上の項目でも少し触れましたが、妊娠中の肋骨の痛みには、気を付けなければいけない他の原因があります。それは、肋間神経痛と肋骨のヒビを含む骨折です。

実際に、ただの妊娠中によくある肋骨の痛みだと放置していたら、出産後に肋骨が折れていたと発覚する例もあります。分かりにくい肋骨の痛みの種類ですが、肋間神経痛と肋骨の骨折にはある特徴が。

それを踏まえ、見分け方について詳しく解説していきます。

肋間神経痛とは

肋間神経痛とは、動くことも困難になってしまうほどの激しい痛みと、息苦しさを伴うのが特徴。また、体を真っ直ぐにすることが辛いなど、このような症状があれば肋間神経痛だと疑っても良いでしょう。肋間神経痛は発症すると痛みが引きにくいことも特徴で、出産後も肋骨の痛みで悩まされる女性が多いです。

肋骨のヒビ、骨折とは

外部、もしくは体内部での何らかの衝撃によって、肋骨が傷ついたり、折れてしまったりすることを肋骨骨折といいます。妊娠中の場合は、不意な寝返り動作や、くしゃみ、咳などの拍子で肋骨骨折が起こることが多いです。

肋骨骨折の特徴は、何もしていなくても肋骨の痛みが持続すること。それに加え、力を入れたり、踏ん張ったりすると激痛が走り、立てなくなる妊婦さんもいます。

肋骨骨折は免疫力の低下、カルシウム不足による骨の弱りから起こるものです。バランスの良い食生活や運動などで、強い骨を手に入れましょう。

肋間神経痛と肋骨のヒビ、骨折は、繊細な妊婦さんの不安の種のひとつですよね。しかし、心配することはありません。妊婦さんで肋間神経痛や肋骨のヒビ、骨折を経験している方はかなり多いのです。妊婦さんなら誰にでも起こりうる可能性があるものなのですが、。しかし、肋骨の痛みがひどいようなら我慢せず、すぐに担当医に相談してください。

妊娠中の肋骨の痛みを軽減、手軽にできるおススメの体操と姿勢など

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妊娠中に起こる肋骨の痛みの原因を知ったところで、痛みを軽減してくれる、お手軽簡単体操を紹介します。辛い肋骨の痛みをストレッチで和らげ、快適な生活を目指しましょう。

➀椅子を使ったストレッチ

  1. 足をゆったりと開いて座ります。
  2. 右の太腿の上に右手を置きます。左手は息を吸いながら反時計回りに円を描くような形で頭の上までゆっくりと上げていきます。
  3. 息を吐きながら伸ばしていた左手を、体の脇を伸ばすことを意識しつつ右横に倒します。

この動作を左右5回行いましょう。ポイントは肋骨のあたりの伸びを感じることと、呼吸は手を上げるときに吸い、倒すときに吐くということです。体調が優れない場合や、お腹の張りを感じる場合はストレッチを止め、万が一、ストレッチの最中に痛みを感じた場合は無理をせずに止めてください。

②股関節の筋肉をほぐすストレッチ

  1. マットなど、柔らかいものの上に座り、足をできるだけ大きく開きます。
  2. 体をゆっくり倒していき、足首に触れるように右手を伸ばします。
  3. 背筋が伸びるのを感じながら3秒キープします。
  4. 元の姿勢に戻ります。

左右を交互に変えながら同じ動作を3~5回行います。呼吸を止めないように気をつけて、気持ち良くストレッチを行ってください。股関節を伸ばすことによって、足全体の筋肉をほぐすことができます。また体のゆがみも摂れるので肋骨痛だけでなく腰痛にも効果的。股関節は出産の時にも大切な部分です。毎日少しずつ鍛えていきましょう。

➂赤ちゃんがろっ骨に当たらない姿勢(猫のポーズ)

  1. 四つん這いになって、頭を下げ、力を抜きます。
  2. お尻から背中にかけて体を丸めていきながら、ゆっくりと息を吐きます。
  3. 息を吸いながらお尻から背中にかけて今度は反らしていき、あごを上げます。
  4. 2と3を7~10回繰り返したあと、頭を下げ、力を抜きます。

猫のポーズをとることで、赤ちゃんの位置を無理なく変えて赤ちゃんがろっ骨に当たらないようにできます。他にもご自分で、赤ちゃんがろっ骨に当たらない姿勢を試して探してみてください。

この猫のポースは、肋骨の痛みだけでなく腰痛にも効きます。ポイントは波のように体をしならせて行うこと。腰の筋肉を鍛える効果があり、赤ちゃんを支えるための土台となる筋肉が作られます。赤ちゃんをしっかりと支えられる体になることが、体の痛みを軽減させるコツなのです。

妊婦さんにとって、妊娠中のストレッチはマタニティライフを快適に過ごすためには欠かせない運動です。ストレッチを行うことによって、姿勢が良くなる、筋力が付いたりするなど体にとってもお得ですし、運動が苦手な方も簡単なストレッチなら続けやすいです。その他にも、血行が良くなり体がポカポカするので冷え対策にもなります。新陳代謝を上げる効果や、血液の流れが良くなるなどの効果も見込めるので、いいこと尽くしのストレッチを是非試してみてください。ストレスもストレッチですっきり解消されますよ。

しかし、1日に何度もストレッチを行うと体に負担がかかってしまいますので1日1回を目安にストレッチを行ってください!

プレママへ、肋骨痛の手軽な対処は、まず休むこと

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肋骨の痛みの対処法は様々ですが、まず、第一に休むことが大切です。

肋骨の痛みの原因は女性ホルモンの分泌だけでなくストレスも大きく関わっているとお話ししたことを覚えていますか?辛いと感じたら我慢せずに休んだり、誰かに相談したりして、1人で抱え込まないようにしましょう。

ストレスは溜め込まない

妊娠初期の妊婦さんだとまだ仕事をされている方も多く、気付かないうちに無理な運動をしていることがよくあります。無理な運動は体を痛める原因にもなりますし、ストレスもかかってしまいますよね。少しでも肋骨の痛みを感じたらすぐに安静にして体をいたわりましょう。

赤ちゃんパンチを回避する方法

中期~後期に差し掛かると辛いのが、赤ちゃんのパンチ。赤ちゃんが元気な証拠とはいえども、いつどのタイミングで赤ちゃんが動くかというのが判断できないので、肋骨痛に苦しんでいる時に赤ちゃんパンチが…なんてこともありますよね。そんな、突然訪れる赤ちゃんのパンチにも回避法があるのです。

効果的といわれているのが、お腹をゆすって、パンチされる位置を変えてしまうという方法。上下左右に優しくお腹を振り、手のひらをお腹に当ててグルグルと円を描くように揺さぶってみましょう。赤ちゃんの手足が痛くない場所にずれてくれて、激痛を回避することができます。やりすぎると、お腹の張りの原因になってしまう可能性があるので、注意してくださいね。また、パンチ手加減してねとか、パパが「ここは蹴らないでね」などど話しかけるのも効果的だそうです。

うまく赤ちゃんの動きをコントロールできるようになると、赤ちゃんパンチも怖くないですよ。

肋骨への負担を軽減してくれる骨盤ベルト

骨盤ベルトを使うと肋骨や腰への負担を軽減してくれます。骨盤ベルトとは、大きくなったお腹が原因で姿勢が悪くなってしまったりすることを避けるためのアイテムです。骨盤ベルトを使うと、妊婦さんに最適な姿勢を作り、サポートしてくれます。肋骨や腰の痛みの対策グッズとして、妊婦さんたちには欠かせないアイテムとなっているのです。

妊娠初期の頃から、着用を心掛けると肋骨痛、腰痛のリスクが軽減されるため、骨盤ベルトはなるべく妊娠初期~中期の間から着用することをおすすめします。良い姿勢を心掛けることで、お腹を支える筋肉も自然とついてきますので、骨盤ベルトをつけるだけで特別な運動をしなくても快適な生活が送れるようになるのです。

他にも、紹介したストレッチで体を暖める、温かい飲み物を飲むなどして冷えの改善を行ってください。体をほぐしたり暖めたりすることで体への負担はかなり解消することができます。肋骨の痛みは普段の生活の中で簡単に改善することができるのです。痛みがひどくなってしまう前に、なるべく初期の段階で改善を行うようにしてください。

@まとめ

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たくさんの肋骨痛対処法を紹介してきましたが、大切なのは生活習慣を見直すことです。カルシウムを意識したバランスの良い食生活を摂り、質のいい睡眠をとる、そして妊婦さんが陥りやすい運動不足はストレッチや体操などで補うなどして、自分自身の体にも、赤ちゃんにもいい生活を送りましょう。そうすれば、自然と体の痛みも軽減され、ストレスのない毎日を過ごすことができますよ。

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