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【プレママちぇっく!】妊娠週で分かる、悩みや症状、心構え

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妊娠してから涙腺が弱くなる、この原因はなに?

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妊娠した途端、急に涙もろくなって泣き出してしまう事が多くなった、と悩んでいる方はいらっしゃいませんか?実はこれは、妊婦さん特有の情緒不安定から来るもので、多くは数週間で安定すると言われています。しかしながら、お腹の赤ちゃんの事を考えると、症状の程度によってはこのままで良いのかと不安を感じる場合もあるでしょう。

この記事では、そんな妊娠中に涙腺が弱くなるという現象について、詳しく御説明しています。

妊娠で涙腺が緩む…感情が敏感になる原因は?

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妊娠中は、ちょっとした事にイライラしてしまったり、不安な気持ちから平常心でいなくなってしまったり、悲しくて涙が止まらなくなったりと、精神的に許せる範囲が狭くなりがちです。これは妊娠する事によって、ホルモンバランスが劇的に変化するためであると言われており、誰もがなるものではないですが、決して珍しい症状ではありません。

妊娠中は女性ホルモンのバランスが激変! 精神的な影響は?

妊娠する事によってバランスが大幅に変化すると言われている女性ホルモンには、プロゲステロンとエストロゲンの2つがあります。これらのホルモンが感情の面で妊婦さんにどのような影響を与えているのでしょうか。

黄体ホルモンであるプロゲステロン

赤ちゃんが成長しやすいように、子宮内の状態を整え胎盤を完成させる働きがあるため、特に妊娠初期では非常に大きな役割を担っています。その一方で、プロゲステロンの分泌が増えると感情の起伏が激しくなる傾向にあります。先ほどは笑っていたのに、次の瞬間泣いている、こんな感情の急変も珍しくはありません。

卵胞ホルモンであるエストロゲン

妊娠を継続させるために、赤ちゃんの成長に合わせて子宮の大きさを変えたり、母乳を出すために乳腺を発達させたりする働きがあります。急激に分泌量が上昇した際には、乳房の張りや下腹部の痛みといった不快な症状が見られます。同時に精神面への影響も大きく、減少すると脳内新家物質の働きを悪くすることに。特に、出産後エストロゲンが急激に減少するため、産後うつになる方も多いそうです。

これらの症状の出現時期と、妊婦の発症率は…?

これらの症状は、比較的妊娠初期から中期までが多いとされています。個人差が大きく、全く症状が出ない方もいらっしゃいますが、妊婦さんの約8割程度には見られる症状です。中には、出産するまで不安な気持ちが消えず不安定だった…という方もいますので、ホルモンバランスが元に戻る出産後1週間くらいでまでは、不安定な状態が繰り返される事もあります。

一般的には、妊娠中特有のホルモンバランスの乱れからくる一過性のもの、あまり「どうして?」などと考えずに、気分転換を図るように努めていきましょう。

ただ、ちょっと注意が必要なのは2週間以上たっても気分に変化が見られないときです。

では注意していたい状態について、次の項目で解説してまいります。

妊娠で情緒不安定、それってプレグナンシーブルー? 妊娠うつ?

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一過性情緒不安定である事が殆どの中で、全体の約10%の妊婦さんは軽度のうつ病を発症する可能性があるようです。これを「妊娠うつ」と呼んでおり、ホルモンバランスの激変以外にも、ママになる事に対する不安・社会的サポートに対する不安なども発症要因となる事が多いです。

「妊娠うつ」の主な症状にはどのようなものがあるの?

  1. 涙腺が緩い状態、涙腺の崩壊の頻出
  2. 頻繁に引き起こされるイライラ
  3. 断続的な疲労感
  4. 食欲不振
  5. 無気力
  6. ネガティブな思考
  7. 不眠
  8. 気持ちの激しい落ち込み
  9. 自分を責める気持ちの強まり
  10. 頭痛

「妊娠うつ」の発症時期と原因となるものとは…?

上記の症状を持つ「妊娠うつ」は、妊娠という今まで経験した事がない経験や、日々の体の変化が原因となるため、妊娠初期に現れる事が多い、と言われています。

原因は主として、ホルモンバランスの激変に加え、赤ちゃんがきちんと育っているのか?ちゃんと生まれるか?出産に耐えられるのか?生まれてからきちんと育てていけるのか?といった様々な不安も要因として大きくかかわっています。また、一人で自宅にいるため話せる相手がいないことも、気分転換が図れない要因の一つになっているようです。

プレグナンシーブルーと妊娠うつの見極め方は?

妊娠する事によってホルモンバランスの激変があるために、ほとんどの妊婦さんにおいて大なり小なり情緒不安定な感情は生まれるものです。しかしながら、一過性のものなので約1週間から2週間で症状は治まるとされています。

そんな中、情緒不安定な様子が2週間程度経過しても治まらない、もしくは著しく悪化していく傾向にある場合は、一度担当の医師に相談をしてみましょう。症状を悪化させないために心療内科などを勧められた場合は、赤ちゃんをしっかり育んでいくためにも柔軟にアドバイスを受け入れるようにしてみましょう。

妊娠で涙腺が緩んだときは、こんな対処法がおススメ

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妊娠中に涙腺が緩む事が多い、というのは情緒不安定な状態ですが、妊娠したら大なり小なり誰もが抱える症状です。自分の感情の変化をどう受け止めるかで、感情の起伏を軽減できます。

情緒不安定かも!?こんな風に対処してみましょう

それでは以下5つほど御紹介いたしますので、参考になさってみてくださいね。

1)今の自分を受け入れて、出来る範囲で物事をこなす

妊娠前は当たり前に物事をこなしていたけれど、妊娠後には予定通りにこなせなくなった…という方も多いのではないでしょうか。状態や環境が変化する事に落ち込むかもしれませんが、まずはそんな自分を受け入れる事が大切で、完璧にこなそうとする気持ちを失くしましょう。妊娠前後の2つの状態を比較して落ち込むのではなく、今現在何が出来るかという事を考え、出来る範囲でこなす・・・そうれで十分頑張っているのです。

2)今しか出来ない事に取り組む

予定通りにこなせない事も増えたことでしょ。ですが、妊娠中にしか出来ない事もあると捉えましょう。妊娠期間は10か月、気づいた時からは8か月ほど、ママだけが感じられる特権を十分満喫しましょう。

ママとお腹の様子を成長記録として残しておく、お腹に赤ちゃんの手足の動きが浮き出る様子を動画で写す、大きなお腹に筆などでイラストを描いて楽しむ、こんな事も近年流行しつつあるようです。お腹に絵を描く事で、中にいる赤ちゃんにも適度な刺激が加わり、お腹を蹴ったりする傾向があるというのもワクワクしますね。

3) 趣味などで気分転換や、夫婦二人の時間を楽しむ

夫婦二人の時間は、子供が自立する20歳前後まではなくなってしまうため、気分転換がてら二人で外出して趣味に当てる時間を作りましょう。美術館・映画館・演奏会など体に負担がかからず、近場のイベントが良いでしょう。

夫婦二人の関係を良好な状態に保つと言う事は、今後の子育てをしていくに当たり大切な事にもなってきます。これを機会に、お互い納得いくように話し合い、絆が深まっていくと良いですね。

4)ネットショッピングなどで、ベビー用品を買い物

体調が良好でない時に無理は禁物なので、そんなママさん向けに、自宅でも出来る気分転換としてネットショッピングがあります。

生まれてくる赤ちゃんのために、必要なものをネットで買い物したり、体調が悪い際には食料品なども配達して貰えたりするシステムもあるそうです。現代はインターネットが普及していますから、こちらも上手く利用すると気分転換が出来、ママさんの負担軽減にも繋がります。

5)マタニティヨガなどの軽度の運動に取り組む

体を少しずつ動かし、酸素をエネルギー源にして脂肪を燃やすという「有酸素運動」が妊婦さんにお勧めです。ヨガ・水泳・ウォーキングなどが代表的ですが、公園を散歩などでも十分効果あり!

これら軽い運動は、気分転換以外にも肥満の予防・持久力を高める・眠れるようになる・便秘やむくみの解消などに効果的で、妊婦さんにはいいことづくめです。

つらいと感じた時には、こんな対処法を考える事も大切

気分転換をいくらとしても、なかなか気持ちが収まらない事もあるでしょう。その際には以下のような周囲に助けを求める方法も考えてみましょう。

1)家族や周りの友人に対して理解を求める

妊婦さんは、妊娠から出産までの一連の流れを、ご家族や周囲の方を協力して乗り越えていく必要があります。その際に、このように情緒不安定になってしまう事・大変だから協力して欲しい事を分かるように説明し、周囲に理解して貰う必要があります。もし近くに実家があるようならば落ち着くまで実家に帰って、手を借りる事も大切でしょう。

2)メンタルケアについては、診療内科受診が効果的な場合も…

前述もしましたが、目安の2週間様子を見ても症状が悪化するようなら、担当医・助産師に相談してみる事で気持ちが楽になる場合もあります。

日本ではまだマイナーな診療内科ですが、専門家によって不安定な精神状態を解きほぐす、これはかなり効果的なのです。ちょっとした不眠の方も診療内科を受診するくらいなので、まずは医師に不安な気持ちを話して、メンタルケアの第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

プレママへ、涙もろくなっているプレママ仲間は多いはず!

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プレママのみなさんは決して一人ではありません。同じように妊娠・出産という人生の一大イベントに対して向き合って、頑張っている仲間がたくさんいます。そういった同じ境遇の方々と情報交換をする事は、不安を解消する面でも効果的です。

母親学級やプレママのサークルで情報交換

自治体・産婦人科が妊婦さん向けに行なう出産に関するオリエンテーションの事を、母親学級と呼んでいます。これは半強制的に参加すべきものなので、これをきっかけに情報交換をしていくママ友を増やしていかれます。これ以外にも、プレママたちが集まって編み物・離乳食・ヨガ・ベビーマッサージを学べるサークル的なものもあります。赤ちゃんが産まれる前に色々学べて、気分転換にも繋がる、一つで2つの成果を得られるのでとてもおすすめです。

外に出るきっかけを作る事で、感情発散のきっかけに繋がる

病院へ行く・買い物をする…などどういった理由でも構わないので、まずは外に出るきっかけを作る事が大切です。家の中に引きこもっていると、ついつい自分の中で溜め込んでしまって感情も表出しないので、マイナス思考に考えやすいです。外に出ると何らかの人と接するきっかけが生まれるため、自分の思っている事を誰かに話すきっかけ作りにも繋がるのです。無理をしない程度に、近所でも良いので、外に出る時間を作ってみてくださいね。

涙もろいのは、お腹の赤ちゃんが育っている証拠だと捉えよう!

妊娠中に涙もろい状態なのは、妊娠がしっかりと継続している証拠です。

ですから、赤ちゃんはお腹でスクスク育っている、妊娠を維持するためにホルモンバランスが変化している、元気な赤ちゃんを産めるように頑張ろう……こんな風に考えてみてはどうでしょう。そして約10ヶ月の間、周りの方々の力も借りて乗り越えていきましょうね。

まとめ

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妊娠・出産は女性にとって、人生の一大イベントと表現しても過言ではないほど大きな変化が訪れます。時には不安を感じて感情的になってしまう事も当然なこと。こういったさまざまな変化について、プレママのみなさんは完璧にすべてこなそうと思わずに、状況に応じて人の力を借りる事も必要です。

妊娠は1人で乗り越えていくものではありません。同じ境遇のプレママや、周りにいるご家族の方の協力があってこそ乗り越えられるもの。生まれてくる元気な赤ちゃんを想像しながら、有意義なマタニティライフを過ごしていけますように…。

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