妊活中から妊娠中、そして授乳期に至るまでの様々な悩みを解決!元気な赤ちゃんを産むための妊婦さん専用サイトです。

【安産のしおり】ママと赤ちゃんの出会いを助ける支援サイト

部位

妊娠と目のトラブル。充血や腫れ、疲れを感じたら

投稿日:2016年12月8日 更新日:

p623-1

妊娠期間中は、これまでになかったような変化が次々に体に起こり戸惑っていらっしゃる方も多いでしょう。目のトラブルに見舞われることも多いようで、目が疲れやすくなった・視力が弱くなったと感じる方も多いようです。

今回は充血や腫れなども含め、目にまつわる妊娠中のトラブルについて詳しく解説していきます。

妊娠と目のトラブル、妊娠中の目の疲れの原因は?

p623-2

妊娠中、目のトラブルや眼精疲労などに悩まされる妊婦さんがかなりいるようです。何が原因で、のような症状が出てしまうのか主な原因を4つに分けて、早速見ていきましょう。

その1:妊娠によって体が変化する

妊婦さんの体は赤ちゃんをしっかりと守るように変わっていきます。ホルモンバランスが急激に変わるため、疲労を覚えてしまうケースがよく見られます。例えば、プロゲステロンは、胎児へ栄養を届けるのに必要な胎盤を形成・子宮筋の収縮を軽減して流産を防止・母乳が出るように乳腺を発達させる…などの役割があります。

また、子宮の成長に関わっているエストロゲンというホルモンは、母乳を送り届ける乳管を発達させる働きも兼ねていて、胎盤が完成に近づくタイミングから赤ちゃんが生まれるまで分泌し増え続けます。

脳の下垂体前葉から分泌されるプロラクチンも母乳を作り出します。

このように、妊娠期間というのはこれらのホルモンが出るようになるため、それまで保たれていた調和が崩れやすくなります。急激な変化に体がついていけず、疲れやすくなり、その疲れが目に表れる人も多いというわけです。

その2:妊娠によって血圧が変わるため

妊娠によって、体内のホルモンだけではなく血液や血圧も大きく変化します。

通常、体重60㎏の人の血液量は5ℓほどですが、妊娠によってこれまでの血液量の1.5と倍くらいまで血液量が増えていきます。

血液が増量するのは、赤ちゃんへ栄養を速やかに遅れるようにするためと、出産の際の出血に備えてママの体を保護するために増量します。

血液量が増えると、子宮、腎臓などの血管、または四肢に存在する末梢血管などが広がり、その容積がどんどん増えていきます。血液の量に応じて血管が自然に広がればいいのですが、中にはそうならないケースもあります。増加した血液が血管を圧迫してしまい、その結果、血圧が上昇するのです。

この血圧上昇の時に頭痛や目の痛みが現れることがあります。

その3:妊娠で免疫力が変化するため

妊娠した途端によく風邪をひきやすくなったという妊婦さんの声をよく聞きます。

赤ちゃんを護らなければいけない時期に、どうして免疫力が落ちてしまうのか……

そもそも免疫とは、体内に侵入してきた細菌、ウイルス、寄生虫などを、異物と認識してアタックしたり、対外へと追い出す仕組みのことです。健康状態が良好な人は、この免疫力がいつも高く保たれているのです。

ところが、お腹の赤ちゃんは、お母さんと違う人間ですから、本来はお母さんの免疫が異物として攻撃して外へと叩きだそうとしてしまいます。

赤ちゃんを異物とみなして攻撃してはNG。それを防ぐために妊娠中は『免疫寛容』になるのです。

免疫力が低下すると風邪などにかかりやすくなるだけでなく、様々なものに体が反応しやすくなります。

その4:日常生活で活動量が大きく減るため

お腹が大きくなってくると、外に出ることがだんだんと億劫になってきます。そのため屋内にいることが増え、ひとりで自宅でできることについ時間を費やしてしまいがちに。例えば編み物、そしてパソコンやスマホなどは手元に焦点を合わし続けるため、眼精疲労の原因となります。

また妊娠期間は、胎児に栄養を届けることが優先されますので、お母さんの目に送られる栄養素がいつもよりも少なくなります。その状態で編み物、パソコン、スマホなどをやり続ければ、目はどうしても疲労してしまうというわけです。

妊娠中の目のトラブル、どんな症状に悩まされがち?

 

p623-3

妊娠していると目のトラブルに悩まされやすいのですが、ここではどのような症状が出るのか、具体的に説明していきます。

目の疲れの初期

妊娠初期に目の痛みを覚える人は比較的多く、軽い頭痛を伴うケースも多いようです。しょぼしょぼしたり、かゆくなったりという初期の目の不快感は、目を休めることによって軽減できる人もいます。ただし痛みは個人差があり初めから強い痛みが出て、それが長引くこともないとは言えないのです。

目の疲れの中期

中期になってくると目が腫れぼったくなったり、かなり充血しかゆくて溜まらなくなる人も出てきます。かゆいからと言って、目をかきむしると角膜を傷つけてしまいかねないので我慢しなければいけません。目の奥にズーンという重みを感じる人もいます。また目がチカチカして活字を読もうとしても、集中できないという人もいます。

前記した血圧の上昇や貧血によって、目に異常が見られる場合は、早急にかかりつけのお医者さんへ相談しましょう。

眼精疲労が出てしまうと

眼精疲労が厄介なのは、目の痛みや疲れなどにとどまらず、頭痛や肩凝りなどを併発させてしまうことです。早期の対応で、そこまでいたらないようにするのが理想。もしもかなり重度の眼精疲労が出てしまった場合は、かかりつけの産科医に先ず相談してみましょう。

産前産後、≪目を疲れさせてはいけない理由≫があった!

p623-4

眼精疲労というのは、目の周辺だけではなく、それ以外の部位にも影響を及ぼしてしまうことはご存知でしたか?

目の周囲に流れている血流が滞ると、子宮にまで波及するのです。

妊娠中は自律神経のコントロールが難しくなります。目が痛むと緊張状態が続いて、イライラすることも増えてしまいます。すると交感神経が優位となり、血液の流れが悪くなります。

交感神経というのは別名『闘いの神経』または『戦闘の神経』とも呼ばれます。カテコールアミンの一種であるアドレナリンと呼ばれるホルモンが瞬く間に増えて、交感神経を刺激します。血液がドロドロの状態となり、全身の筋肉が収縮。もちろん子宮も例外ではありません。子宮が狭まると赤ちゃんのためのスペースがぎゅっと縮まるため、胎児への影響も良くありません。

昔からの言い伝えに、妊婦は針仕事を避けるように言われるのは、この目の疲れを起こさせないためなんですね。

ですから、目が疲れたなと感じたときや、子宮に張りがある場合は、『休みの神経』である副交感神経を優位にさせて、リラックスさせて和らげてあげる必要があります。

絶えずピリピリと体が緊張している状況が続けば、いつまで経っても子宮が張ったままの悪い状態を保つ、ということになってしまうのです。

妊娠中に、目の充血や腫れ、疲れには目薬を使ってもOK?

p623-5

目の充血や腫れ、疲労を減らすために「目薬を使いたい」と考える人もいるでしょう。ただし目薬には様々な成分が含まれておりますので、全ての製品を使っていいのかと言えばそうではありません。ここからは、目薬を使用する上での注意点などについて見てまいります。

この成分が入っているものは避けよう

目薬を購入する前に、必ずどのような成分が含まれているのかをチェックしてくださいね。プラノプロフェンという記載があれば、それは絶対に避けるようにしましょう。プラノプロフェンは、炎症の遠因である物質の生成を抑える働きがある物質です。異物感、痛痒感に対して効果を発揮し、目ヤニやアレルギーを抑える効果があるものの、動物実験で出産が遅れるなどの作用があることが指摘されています。

プラノプロフェンが入っていなからと言って即購入するのではなく、念のため薬剤師に妊娠中も使用可能かどうか、確認しましょう。また使用説明書はじっくり読み込んでください。

妊娠中の目薬の危険や選び方をさらに詳しく知りたい方は、下記ページを参考にご覧ください。
>妊娠中の目薬の危険度。種類別に解説

目薬の差し方

目薬に含まれている成分というのは、目からなら摂取しても問題ない量です。これを誤って飲んでしまうのは避けた方がいいでしょう。目薬を差す際の問題として、喉の方まで流れてきてしまうというものが挙げられます。

どのようにすれば、目薬が喉に流れていかないかについて説明していきます。たくさんの人が勘違いしているのですが、目薬の点眼は一滴のみで十分。数滴、点眼してしまうから喉まで流れてしまうのです。「点眼したあとは、すぐに目を瞑り目頭を押さえる」という習慣を習得しておきましょう。毎回これをするだけで、喉へ流れることを防止できます。

目に関することも積極的に相談

子宮や赤ちゃんに関することだったら、積極的に担当の医者へ相談しやすいですが、目のこととなると遠慮してしまう人がいるようです。眼精疲労なども妊娠に関する症状なのですが、そういった知識の欠如が理由で「目のことを聞かれても困るかもしれない……」と決めつけてしまう人がいるのです。

基本的にどのようなことでも相談して問題ありません。これまでに多くの経験を重ねてきた医師なので、丁寧に答えてくれるはずです。もし担当医に相談してみて解決しなければ、眼科を訪れましょう。どの時期から目のトラブルに見舞われて、どのような症状で苦しんでいるのかを、きっちり説明できるようになっておくと、スムーズに診断を受けることができます。

プレママへ、ちょっとした目の疲れと不快感を緩和するなら

p623-6

これまで妊娠に関連する眼精疲労などの症状や原因について詳しく書いてきましたが、「具体的な対応策、解決案が欲しい」と思われたのではないでしょうか。どのようにすればそれらの症状を軽減していけるのか、について説明していきます。

初期の目の疲れ対策

初期の目の疲れは、蒸しタオルやホットアイマスクによって、目の周囲を温めるのが効果的。もう一つはツボ押しが簡単で、すぐ行えるのでおススメです。

目の周辺にはたくさんのツボが存在します。

どのようにツボ押しをしていけば良いのか、順を追って説明していきます。

まずは姿勢を整えましょう。背筋をピンと伸ばして、ゆっくりと呼吸します。

眉尻、目尻から髪の生え際の間にあるくぼみに両手の親指を当てたあと、

指を内側へと曲げて、人差し指の内関節で、眉毛の一番内側を8回圧してください。

次に親指を下顎へと当てて、人差し指と中指を揃え、眼窩を同じく8回指圧します。

次に手を浮かせた状態で、

人差し指の内側の関節を、眉毛の一番内側、眉毛の中心、眉毛の一番外側へと撫でるように動かしていきます。

今度は目の下へと移動しましょう。

人差し指の内側にある関節で、目頭の鼻の間にあるくぼみ、眼窩、眉尻と目尻から髪の毛の生え際の間に存在するくぼみへ、ゆっくりと撫でるように動かせていきます。

これを繰り返し行うことで、かなり楽になります。

一度で覚えようとは思わずに、何度もやってみてゆっくり覚えていきましょう。

ドライアイなどの不快感や、かゆみへの対策

生理食塩水『人口涙液』を活用

目があまりにもかゆかったり、ゴロゴロするときは生理食塩水を活用しましょう。

ドラッグストアなどで売られていますので、『人口涙液』という商品を探しましょう。

目薬には防腐剤が含まれていますが、『人口涙液』は人間の体液、血清と同じ浸透圧で生成されているだけでなく、防腐剤が含まれていないため、目にとても優しいのです。

使用回数は1日10回ほどにしておきましょう。それ以上の回数を超えると、油層、涙層、ムチン層という目を保護してくれる層が薄くなりますので、目にとってのガードがなくなってしまいかねません。そうなると返って、目を傷つけてしまうのです。

瞑想も、かなりおすすめです。

瞑想は誰でもどこでも手軽にできます。背筋を伸ばした状態で座り、長く息を吐いていきます。吐き終わったあとは、ゆっくと吸いましょう。これを15分ほど繰り返します。コツは何も考えないこと。悩み事などが脳内に浮かぶと、そちらに意識が持っていかれますので、できるだけ『無の境地』を意識しながら、瞑想を行うようにしましょう。

目を労わるおすすめ食材

ニンジンは目を守る上で欠かせない野菜です。ニンジンが含有しているベータカロチンは、体の中でビタミンAに変わります。ビタミンAは目の粘膜を守り、網膜の状態を保つ上で大切な栄養素です。

アボガドも栄養面で高いバランスを誇るため、おすすめです。ビタミンC、ビタミンE,ルテインなどを含んでいます。これらは血行を促進してくれますので、眼精疲労に高い効果を発揮します。

まとめ

p623-7

妊娠期間中に起こりやすい目のトラブルについて見てまいりました。血行を良くするためには、家の中から出ないというのは良くありません。やはり、外へ出かけて歩くなど適度な運動を心がけましょう。

ポカポカと天気の良い日にお散歩をすれば、気分も解れますし日光を浴びると寝付きも良くなります。ほどよく気分転換をはかることで、上手にストレスを解消できるよう努めてくださいね。

元気な赤ちゃん生むために、お母さんが今しておくべき2つのコト


元気な赤ちゃんを生んだ、新ママたちが実践していた健康方とは。


-部位

Copyright© 【安産のしおり】ママと赤ちゃんの出会いを助ける支援サイト , 2017 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.