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【プレママちぇっく!】妊娠週で分かる、悩みや症状、心構え

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妊娠と胸の変化。張る?張らない?どっちが正しい?

投稿日:2016年11月27日 更新日:

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妊娠をすると女性の体は少しずつ変化していきます。

胸の変化もそのうちの一つ。

ここでは胸の張りや妊娠によって現れる具体的な変化、胸の張りがあまり出ない方の特徴などをまとめました。

産後のバストケアについてもご紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

妊娠で胸が張る…妊娠時期でも異なる原因

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妊娠をすると胸に張りを感じる人は多いようですね。

胸が張る原因は妊娠の時期によって違ってきます。ここでは初期・中期・後期に分けて胸の変化をご紹介します。

妊娠超初期・初期:女性ホルモンが引き起こす胸の変化

妊娠をすると体の中で卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)が多く分泌されます。

卵胞ホルモンは母乳を作る乳腺組織や母乳の通り道である乳管を発達させる作用があり、胸の張りを引き起こすと言われています。

黄体ホルモン(プロゲステロン)も同じく乳腺を発達させる働きがあり、乳腺内の血管を広げることによって胸の張りや痛みを引き起こします。

黄体ホルモンには痛みを強くする作用もあると言われています。妊娠初期の胸の張りが収まる時期には個人差があり、すぐに治まる方もいれば、妊娠後期まで続く方もいるようです。

妊娠中期:胸に血管が浮き出る!?その理由とは

妊娠中期ごろになると胸に青筋のような血管が浮き出ることがあります。あまり見慣れないものなので初めて妊娠をした方は自分の胸を見てショックを受けることもあるのだとか。

妊娠をすると血液の量が増え、妊娠前と比べ1.4倍にもなります。血液量が増えることで血管が押し広げられ、皮膚の薄い胸では静脈が浮き出て見えるために目立ってしまうのです。

妊娠期間が終われば自然と目立たなくなるので安心してくださいね。

妊娠後期:後期の胸の張りは授乳の準備

この頃になると授乳の準備が進むため胸の張りが出てきます。

赤ちゃんが生まれたときにおっぱいを飲ませることができるように、体は乳腺や乳管を発達させます。そのため、痛みを感じたり胸がかゆくなることもあるようです。

妊娠後期の胸の張りは出産まで続くことが多いので、痛みがひどい場合にはマッサージをするのも良いでしょう。
(マッサージをするときは助産師さんのアドバイスを受けてください)

妊娠で現れる胸の変化や症状

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妊娠中に現れる胸の変化は、張りや血管が浮き出てくるだけではなく、その他にもいろいろな症状が表れます。

具体例を以下に挙げましたので、知っておくと胸に変化が出たときに慌てたり不安になることも少なくなりますよ。

乳首が敏感になる

妊娠をするとホルモンの働きによって乳首が敏感になり、少し触れただけで激痛が走ることもあります。

衣服が触れるだけでも痛いという声も聞きます。ほかにはチリチリとした痛みがあったり、違和感を感じることもあるようです。

乳首や乳輪が黒ずみ、乳輪が大きくなる

妊娠をすると女性ホルモンの働きで胸が大きくなることはすでにご紹介した通り。

乳輪が大きくなる理由は胸が大きくなって皮膚が引っ張られ、乳輪も同じく外側に引っ張られるため大きくなると言われています。乳首や乳輪が黒ずむのは黄体ホルモンの影響を受けているためです。

黄体ホルモンによって刺激されたメラニン色素細胞が活発に動き、色素沈着が起こります。

胸や乳首のかゆみ

女性ホルモンの影響で胸が大きくなると、皮膚が引っ張られる刺激から乳首や胸にかゆみが出ることがあります。

また、妊娠線ができる際にはかゆみを伴うとも言われていることから、胸の側面がかゆくなったときには要注意です。

ほかには、妊娠性痒疹(にんしんせいようしん)の可能性も考えられるでしょう。妊娠性痒疹とは妊娠中に体のいろいろな場所に発疹が出る病気で強いかゆみが特徴です。原因ははっきりとは分かっていませんが、ホルモンの影響ではないかと言われています。

乳輪に白っぽいプツプツができる

乳輪の白いプツプツはモントゴメリー線(乳輪腺)とも言われていて、乳輪や乳首を保護する皮脂を分泌しています。

妊娠をすると乳腺を守るため胸に脂肪が蓄えられるようになるのですが、モントゴメリー線にも同じように脂肪が蓄積されるため大きくなって目立つようになります。

胸の変化はいつからいつまで?

それぞれの症状は、ほとんどが胸が大きくなり始める妊娠初期から中期にかけて表れ始め、出産後授乳期が終わると自然と元に戻るようです。

乳首などの色素沈着は妊娠初期が過ぎたあたりから始まり、妊娠期間が終われば徐々に元の色に戻るので心配はいりませんよ。

胸や乳首のかゆみは早ければ妊娠3か月後くらいから出始める場合があり、そのまま放置すると出産まで続くこともありますが、保湿などのケアでかゆみを抑えることができます。

妊娠すると、妊婦はみんな胸が大きくなる?張るの?

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妊娠をすると『胸が大きくなる』、『張るようになった』などの話はよく聞きますが、すべての人が経験することなのでしょうか?

実はそこにも個人差があるようですので、2つのポイントに分けてみていきましょう。

胸はみんな大きくなるの?

妊娠することで胸がどのくらい大きくなるのか

妊娠をきっかけに胸が大きくなる話はよく聞きますが、どれくらいの人が体験しているのでしょうか。

調べてみると、妊娠を経験した人のうち57.9%の方が胸が大きくなったと回答しています。二人に一人がバストアップを経験しているようです。

妊娠前と比べてどれくらい大きくなったのかを調べると、2カップ上がった方が48.0%、1カップ上がった方が39.7%、3カップ上がった方が9.6%、4カップ以上も上がったという方は2.7%でした。

バストサイズの変化は妊娠初期である3~5か月ごろは3/2カップ~1カップ以上、中期である6~7か月ごろでは2カップ弱、臨月から産後3か月ごろでは約2カップかそれ以上ほど胸が大きくなり、あとは徐々に乳腺脂肪が減って元の大きさに戻っていきます。

胸の大きさと母乳のでは関係する?

胸が大きいと母乳がたくさん出そうなイメージですが、決してそうとは限りません。

胸が大きくても小さくても母乳の量にはそれほど関係がなく、むしろ注目したいのは乳腺です。母乳は乳腺が発達することでたくさん分泌されます。

胸が大きくならなくても良い母乳は出せるので大丈夫ですよ。

赤ちゃんに根気強く吸ってもらったりマッサージをすることで乳腺の発達を促すことができます。最初はなかなか母乳が出ないこともありますが、諦めずに続けることが肝心ですよ。

妊娠するとみんな胸が張ったり、痛むの?

妊娠をしたときに胸の張りを感じる人は全体の約8割。約2割の方が張りを感じていないことがわかります。

こうして数字で見てみると、少数派ではありますが胸が張らない方も一定数いることが分かります。では、どんな方が胸が「張らない・張りにくい」のでしょうか?

経産婦である

一度妊娠・出産を経験している人の場合、最初の妊娠ですでに乳腺や乳管が発達しているため、2回目以降の妊娠の際には胸が張りにくいようです。

バストマッサージを行っている

妊娠をしても胸が張らない・張りにくい人の特徴として挙げられるのがバストマッサージです。

バストマッサージをしている人はすでに乳腺が発達している場合が多く、胸も柔らかくなっているためあまり張りがないのだとか。妊娠初期にバストマッサージをすると子宮の収縮を促す恐れがあるので、妊娠後期から始めるようにしましょう。

黄体ホルモンの量が少ない

黄体ホルモンは乳腺の発達に大きな役割を持っています。

このホルモンの分泌が少ないと乳腺の発達が緩やかなため胸が張りにくくなります。最初のころは胸に張りがあったのに、最近なくなったという場合には黄体ホルモンの減少が考えられます。

黄体ホルモンの量が少なくても胎児の成長に影響はないので安心してくださいね。

妊娠中に注意したい胸の変化

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胸の張りは妊娠継続中のサインとも言えますね。

それでは胸の張りがなくなるなどの変化が出るのは何かのサインなのでしょうか?

胸の張りが急になくなったら流産の可能性が!?

胸の張りが急になくなった場合、流産の可能性があります。

ドキッとしてしまいそうな内容ですが、胸の張りがなくなるだけでなく、ほかの症状も合わせて起こったときに流産を疑ったほうが良いようです。

生理のときのような多量の出血があったり、長時間にわたって出血が続く場合には要注意。お腹の張りや下腹部痛がある場合にも子宮収縮の可能性から流産の疑いが出てきます。

ほかには、基礎体温が数日間にわたって低い状態が続いているときも流産の可能性があります。胸の張りがなくなって上記のような症状が出た場合にはすぐに病院を受診しましょう。

胸にしこりができる

①妊娠初期のしこり

胸にしこりを見つけると乳がんを疑ってしまいそうですが、この時期のしこりのほとんどは妊娠の初期症状であり、心配する必要はありません。妊娠初期は黄体ホルモンの働きから乳腺の発達が活発化しているため、胸のしこりや痛みを強く感じることがあります。

②妊娠中期頃からの胸のしこり

この時期の胸のしこりは乳腺炎の可能性があります。

乳腺炎とは乳腺組織が炎症を起こしている状態のことで痛みやしこりなどの症状があります。炎症の原因は乳腺に母乳が詰まるためだと言われています。

ほかには良性の腫瘍である乳腺線維腺腫(にゅうせんせんいせんしゅ)の可能性もあり、妊娠中に成長することもあるため、妊娠をきっかけに気付く場合が多いようです。

 

もう一つ、しこりで疑っておきたいのは乳がんです。

乳がんとは胸に悪性の腫瘍ができることで、妊娠中でも成長はそのまま継続します。現代の医療では胎児が影響を受けることなく治療をすることができるので、乳がんの可能性を感じたら病院で受診しましょう。

しこりのセルフチェックで乳頭からの分泌物を確認する方法がありますが、妊娠中に乳頭を刺激すると子宮が収縮して流産や早産をする危険があります。

しこりに不安がある場合は自分でチェックは行わず、専門である乳腺外科や担当医に相談しましょう。

プレママへ、胸の張りで痛むときの緩和法

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胸の張りが痛くてツライ、夜も眠れないという方もいるのではないでしょうか?

赤ちゃんのためだと分っていても、痛みを我慢するのは大変です。そこで胸の張りからくる痛みを緩和する方法や、産後のバスト作りについてもご紹介していきたいと思います。

胸が張るときの痛みを緩和する方法

おすすめなのはノンワイヤーブラやカップ付きのシャツやタンクトップ、キャミソールを活用する方法です。

ワイヤーの食い込みから解放されるので気分的にも大きく違いますよ。

痛みがひどいときにはタオルで胸を冷やすと良いでしょう。体が温まると血流が促進して痛みがひどくなるので、お風呂はシャワーで済ませましょう。

産後もきれいな胸を保つにはどうすればいいの?

出産をして母乳育児も終わりが見えてくるころ、そのままの状態で放置すると胸が垂れたり形が崩れるなどの変化が起きてきます。

授乳中も赤ちゃんが引っ張るのに任せていると乳房が伸びたようになります。授乳期が終わったらワイヤー入りのブラに戻して形を整えると、胸の垂れも防ぐことができます。

サイズが変わっていることも考えられるので、大きさにあった下着をきちんと選んで着用しましょう。また、大胸筋を鍛えることで胸が垂れるのを防ぐことができますよ!

ほかには、胸のマッサージでリンパの流れを改善して血行を促進することで肌にハリが戻り、お腹や背中の老廃物も押し流す効果が期待できます。

マッサージで胸が温まることから、たるみ防止にもつながります。

まとめ

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妊娠をすると胸は初期の段階から授乳期が終わるまで、長い期間変化しつづけます。

妊娠初期が胸の張りを感じやすいですが、張りがない場合でもそれほど心配はいりません。ただし、張りが急になくなって出血や下腹部痛があるときは医師に相談を。

母乳育児を考えているなら赤ちゃんによく吸ってもらい、かつマッサージをすると良いでしょう。授乳期が終わったらワイヤー入りのブラに戻すことで胸の垂れや形の崩れを防ぐことができます。

マッサージも合わせると肌のハリが戻りやすくなりますよ。ぜひケアをしてあげてくださいね。

 

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