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妊娠初期・中期・後期で見る胃痛の原因。危ない?対処法は?

投稿日:2016年11月26日 更新日:

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妊娠中には体調に変化が起こりやすいものです。

体調の変化のひとつに胃痛がありますが、胃痛の原因は妊娠の時期によっても異なることがあります。

また痛み方も人それぞれです。この妊娠中の胃痛は妊娠の継続に影響しないものですが、気を付けておきたい胃痛もありますし、妊娠中は薬の服用もままならないため対処法にも気を使う必要があります。

そんな妊娠中に起きる胃痛の原因や対処法などについてまとめてみました。

妊娠初期の胃痛の原因と対処法

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妊娠中の胃痛の原因は、はっきりと解明されていません。それでも胃痛の要因となるものがいくつかわかってきており、対処法も出てきています。

また妊娠初期の胃痛はつわりの一種の症状であるともいわれています。

妊娠初期の胃痛の3つの原因

プロゲステロン(黄体ホルモン)分泌の増加

妊娠によりプロゲステロンの分泌が盛んになります。

プロゲンステロンには赤ちゃんが成長できるように子宮の筋肉を緩める作用がありますが、子宮を緩めるためだけにあるホルモンではないので、他の作用も強く出てきて当然ですね。

プロゲステロンには胃の入り口の弁(噴門)を緩めたり、胃腸の働きを抑制する働きもあります。そのため胃酸が逆流しやすくなったり胃腸の働きが弱くなることで胃痛や下痢の原因となることがあります。

つわりの影響

実は、つわりの原因もまだ解明されていません。

しかしつわりにより嘔吐することで胃酸の逆流により胸やけのような胃痛を感じることもあります。なにかを食べれば吐き気や胃痛がでる人もいますし、「食べると吐くから」となにも食べないことによって起こる胃痛もあります。

ストレスによる自律神経の乱れ

ストレスが続くことで自律神経のバランスが乱れて胃酸の分泌が増加することもあります。

胃酸分泌が過剰になると、胃粘膜を傷つけて胃痛の原因となります。妊娠中はつわりだけでもストレスなのですが、体調や体型の変化でもストレスを感じてしまうものです。

つわりによる胃痛・胃痛によるストレス・ストレスからの胃痛というように悪循環を起こし易いかもしれません。

妊娠初期の胃痛の期間は?

胃痛の出現は、受精卵が着床してからすぐに感じる人もいるようですが、多くは早くても4週目から7週目頃から感じるようです。

妊娠を希望していて、最終の生理から一カ月程度で生理がなく、胃痛がある場合には妊娠の可能性も考えてみましょう。また初期の胃痛は、つわりが落ち着いてくる12週目~16週目には改善することが多いようです。

妊娠初期の胃痛の対処法は

対処法の基本は胃痛の原因を除去していくことです。

ホルモン分泌を減少させることはできないので胃腸に優しい食習慣を心がけます。栄養バランスを加味したうえで消化の良いものを中心に食べたり、一度に食べる量を減らして食事回数を増やしてみましょう。

食事の際はしっかり噛むことも大切です。
食塊が小さくなれば消化も早くなりますし、唾液もわずかながら消化作用があります。唾液と食塊がしっかり混じることで消化を助けてくれます。

 

食後はすぐに横にならないようにしましょう。

食後すぐに横になると、胃酸が食道に逆流して胃痛の原因なります。ですので、食後30分から1時間は横にならないようにしましょう。プロゲステロンの影響で噴門が緩みやすくなっているのでとくに注意したいですね。

食事中や食後すぐに炭酸飲料を飲むのも控えましょう。

アルカリ性飲料水は胃酸を薄めるため消化の妨げになります。またお茶や水でも飲みすぎると胃酸が薄まり消化不良の原因となります。

 

身体を温めてあげるのも有効です。

身体が温まることで自律神経のバランスが整いやすくなるため、温かい食事や飲み物を摂ったり、お風呂に浸かることで胃痛が治まってくることもあります。

ただし、食後すぐの入浴は次の理由から避けましょう。食後は胃腸や肝臓など消化が活発になるため、消化器官は血液をより必要とします。すぐにお風呂に入ると皮膚など全身に血液が行き渡り、消化器官への血液が不足して消化不良・胃痛の原因になることもあります。

 

また睡眠は最大のストレス解消法と言われます。規則正しい生活習慣としっかり睡眠をとることで自律神経のバランスが整いやすくなります。

妊娠中期の胃痛の原因と対処法

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妊娠中期では、つわりが治まる人もいればつわり症状が再燃したり、胃痛をぶり返すこともあります。

また赤ちゃんが順調に成長することで胃痛が出現することもあるようです。

妊娠中期の胃痛の4つの原因

①プロゲステロンの影響

妊娠中期でもプロゲステロンが盛んに分泌されています。

そのため、妊娠初期と同様に胃痛が出現しやすい状態が続いています。

②つわりのぶり返し

安定期になるとつわりが落ち着く人もいますが、症状が持続したりぶり返すこともあります。

妊娠初期のつわりと同様に、つわりの出現の原因はホルモンバランスの変化などあげられていますが、はっきりと解明されていません。しかし、実際につわりが持続・再発することで胃の痛みやムカムカ感が再燃することがあるのも事実です。

③赤ちゃんの成長で消化器官を圧迫

嬉しい赤ちゃんの成長ですが、成長に伴って消化器官を圧迫するようになります。

胃を押し上げることで胃酸が逆流しやすくなり、胃の蠕動運動も妨げられやすくなるので消化不良を起こして胃痛の原因となります。

つわりによる胃痛と消化器官の圧迫による胃痛は同じもののように思われがちですが、つわりは原因がはっきりしていないのに対して、消化器官の圧迫は原因がわかっています。

このため同じような胃痛であっても異なるものなので対処法も異なってきます。

④妊娠中期でも自律神経は乱れやすいです

妊娠によるホルモンバランスの変化やつわり、身体の変化や睡眠不足などが原因で自律神経は乱れやすいものです。

ストレスで自律神経が乱れて胃粘液分泌が減少し、自らの胃酸で胃を痛めてしまうことがあります。さらに胃酸の分泌が多くなることもあり、胃壁を傷つけてしまうこともあります。

妊娠中期の胃痛の期間は?

妊娠初期から胃痛を持ち越すこともあるので、妊娠中期に入る16週目から胃痛があると言えるでしょう。

中期以降もつわりが続くことがあり、つわりが消失していく時期もかなり個人差があります。つわりが治まっても赤ちゃんの成長で胃腸の圧迫は強くなるばかりです。

きちんと対処をしなければ妊娠中ずっと胃痛に悩まされることになるかもしれませんね。

妊娠中期の胃痛の対処法は

妊娠中期の胃痛の原因がホルモンバランスやつわりが原因であればそのうち自然と落ち着いてくるかもしれませんが、今後も赤ちゃんは成長してくるので、これまでよりも症状が強くなることも考えられます。

胃痛が出てから対処するよりも出ないような対処をしていきましょう。妊娠中期の対処法も基本は生活習慣の改善です。

お腹が空いたら胃痛が出現する場合は、食事の1回量を減らして回数を増やすようにしてみましょう。これまで1日3食だったなら、1日5~6食に分割してみます。分割するだけであり、全体の摂取量を増やす必要はありません。

 

また、食べると胃が圧迫されるような胃痛・吐き気がある場合も同じ対処法を試してみましょう。

妊娠初期の胃痛の対処法でも解説しましたが、よく噛むことと消化に良い食材や調理をすることを心がけて消化器官の負担を軽減させることも有効です。

食事中や食後すぐに水分や炭酸飲料を多く摂ると胃酸が薄まり消化を妨げてしまうので、やはり注意が必要でしょう。

 

温かい食事をとるようにして、極端に冷たい食事は控えることも意識しておきましょう。

消化器を冷やすと消化器の血流が少なくなり、充分に働くことができなくなることがあります。

これは消化不良の原因になるので胃痛やムカムカ感を起こしてしまいかねません。食事だけではなく、着衣や湯たんぽなどでお腹を冷やさないように工夫してみましょう。

お腹を温めることで自律神経の働きを整えることもできます。自律神経の乱れからも胃痛が出現しますが、しっかり睡眠をとったり、音楽鑑賞など自分なりのストレス解消法を身につけてストレスをため込まないようにしましょう。

妊娠後期期の胃痛の原因と対処法

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妊娠後期でも胃痛に悩まされることがあります。

しんどかったつわりも治まっていることが多く、身体的にも精神的にも安定しやすい時期となりますが、後期になっても胃痛に悩まされることがあります。

この時期の特徴としてはホルモンバランスやストレスなどよりも身体的変化による胃痛であることが多いようです。

妊娠後期の胃痛の原因

赤ちゃんの成長が関わる後期つわり

妊娠後期になると赤ちゃんもずいぶん成長して子宮はバスケットボールよりも少し小さいくらいの大きさになっています。

お腹に重いバスケットボールが入っているとなると、お腹の圧迫はかなりのものでしょう。これまで解説したように子宮の圧迫で胃痛・つわりのような症状が出るようになります。

圧迫により後期つわりが起こることは異常なことではありませんが、初期や中期に比べても明らかにお腹が大きくなり症状も出やすいのでつらいものでもあります。

自律神経の乱れ

妊娠初期から後期まで関係するのは自律神経の乱れです。

後期になると子宮による圧迫が強くなりさらに消化器官の血流や働きが妨げられるようになるのでしっかりと対処したいものですね。

妊娠後期の胃痛の期間は?

妊娠後期の胃痛の主な原因は赤ちゃんの成長・後期つわりです。

28週目から後期の胃痛がありますが、赤ちゃんは成長を続けているので週数が経つほど胃痛に悩まされることが多くなります。落ち着いてくるのは子宮が下がってくる40週頃です

妊娠後期の胃痛の対処法は

妊娠後期では身体へ負担がかからないようにすることがポイントです。

胃酸が逆流しやすい状態は続くので初期・中期と同じように注意しましょう。かがむような動作もお腹を圧迫するのでとくに食後にはかがまないように心がけましょう。それでもしんどくて横になる時は右向きで横になると胃の構造上、逆流を予防しやすくなります。

妊娠中の胃痛:飲める薬は?病院へ行った方がいい?

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生活習慣の改善だけでは胃痛が落ち着かず、胃薬を服用してもいいのか迷うこともあるかもしれません。

なかなか改善しない胃痛にはどう対処するべきなのでしょうか。どうしても胃痛がつらい時には我慢しすぎることはありません。病院を受診して妊娠中でも服用できる薬を処方してもらいましょう。

妊娠中でも服用できる胃薬が市販されていますが、自己判断だけで胃薬を選んで服用するのは避けることをお勧めします。

 

妊娠初期ではつわりを伴うことが多く、つわりと胃痛で心身ともにストレスを抱え込みやすいものです。

とくに初めての妊娠であるならばなおさらでしょう。中期・後期では逆流性食道炎も起こしやすいものです。妊娠による特に問題のない胃痛や、軽い逆流性食道炎などからくる胃痛がほとんどかもしれませんが、逆流性食道炎や妊娠悪阻の可能性もあります。

胃痛・吐き気など、つらい症状が続くときには病院で診察を受けるようにしましょう。

プレママへ、胃痛を和らげるミニ・アドバイス

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ここまで読んでいただければ、食事の摂り方や水分を摂るときの注意点など、対処法もいくつか見つかったことだと思いますが、もう少し胃痛を和らげる対処法をご紹介したいと思います。

胃痛に効くというツボがあります

①合谷(ゴウコク)

掌を下にして手の甲を上に向けます。

人差し指と親指の骨が分かれる部分より少し上の部分に合谷はあります。

この部位を「ちょっと痛いかな?」と感じる程度にググッと押しましょう。

5秒押して5秒離すを何度か繰り返して刺激していきます。

②内関(ナイカン)

精神的ストレスが原因で起こる胃痛に効果があると言われています。

内関は掌を上にして手首を曲げてできる横線のシワから3横指程の部分で、手首から延びる二本の筋の真ん中部分をしっかり押します。

こちらもやや痛みを感じるくらいまで刺激しましょう。

合谷と内関はどちらも手にあるので簡単に刺激することのできるツボです。
手以外にも胃痛に効果のあると言われるツボは胃兪(イユ)・脾兪(ヒユ)など、いくつかあるので、ぜひ試されてみてください。

消化を助ける食材

消化しやすい食べ物もいいですが、「消化を助ける食材」も食べてみてはいかがでしょうか。そのなかでも入手しやすいものを紹介します。

①レモン水

レモン水はレモン汁を水に加えて作るだけですので、レモンを常備しておくといいですね。

レモンには消化を促進することもできますし、毒素を排出する効果があるとして「デトックスウォーター」としても人気です。

②果物

果物には食物繊維が多く含まれており、消化を助けるだけではなく便秘解消にも効果があります。

とくにパイナップル・スイカ・バナナ・ブドウ・アボガドが効果があると言われています。ただし、冷えた水分を多く含んでいるので摂りすぎには注意しましょう。

③ヨーグルト

ヨーグルトには腸内環境を改善してくれる効果があります。

腸内環境が良くなることで消化・吸収を促して便秘を解消し、腸内に便が停滞するのを防いでくれます。

④ピーナッツバター

パン食が好みの方にはお勧めです。

できるだけ砂糖や塩・油などが添加されていないものを選びましょう。ナイアシンが豊富で消化を助けてくれる働きがあります。

⑤キャベツ

キャベツには胃粘膜を保護したり脂質の消化を助けてくれる効果があります。

食物繊維も豊富に含まれていますし、サラダなど料理でも使いやすいものなのでぜひメニューに含めてみましょう。

これ以外にも消化を助けてくれる食材はまだまだあります。これらを意識してメニューに加える習慣をつけてみましょう。妊娠の有無にかかわらず健康増進も期待できそうですね。

まとめ

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妊娠中に起こるトラブルの中でも胃部症状は比較的多くの方が体験するもののようです。

なかには妊娠初期から後期まで胃痛やつわりに悩まされる方もいらっしゃるようです。ぜひこちらを参考にされて妊娠中のトラブルを少しでも改善していただけたらと思います。

胃痛は本当につらいものですが、「元気に赤ちゃんが成長してくれいている」とも考えて乗り越えていきましょう。

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