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基本知識

妊娠中の冷房は何℃までならOK?職場のおすすめ対策法は

投稿日:2017年4月3日 更新日:

「冷えは万病のもと」ともよく言われますが、特に妊活中・妊娠中の冷えは良くないとされています。でも、暑い夏に冷房なしなんて耐えられないですよね。

ですが、お仕事をされている方は、職場の冷房が効きすぎて困る方もいらっしゃるでしょう。

寒い冬なら、皆さんきちんと冷え対策をされることと思いますが、夏の冷房も私たちが思っている以上に身体を冷やすので、冬以上に気を配った対策が必要です。

では、妊娠中の冷房は何℃くらいまでが適当なのか、身体が冷えることのデメリットについてや冷房対策なども含め、解説していきたいと思います。

妊婦さんの身体が冷えやすくなっているのはナゼ?

 

皆さんの中には、「体温が高め」「妊娠中は汗をかきやすくなる」という話を耳にしたことがあるのではないでしょうか。

これだけ読むと「妊娠中は身体が暖かくなるのかな?」「けっこうがよくなるのかな?」と思われがちですが、実は妊娠中の女性の身体は冷えやすくなっています。

冷えの原因としては、睡眠不足などから引き起こされる自律神経の乱れ、ストレスなどから引き起こされる女性ホルモンの乱れが挙げられます。自律神経の乱れは血管の収縮を引き起こし、ホルモンバランスの乱れは血流悪化を引き起こし、それぞれ冷えの原因となります。

妊娠を機に、血液量が増量することはご存知ですね!?

これは赤ちゃんへ栄養を送るための仕組みですが、同時に妊娠中期ころからはママの体は水分をため込もうとします。これも、赤ちゃんを守る羊水の確保や浄化が関わっています。その水分のため体自体は冷えやすくなります。

また、お腹が大きくなるに従い、動きにくくなるため意識していないと運動量も当然減ります。

運動量が低下すると全身の血行は悪くなり、筋肉は徐々に衰えて筋肉量も減ります。筋肉は熱を生み出す役割があるとされているため、筋肉量が減ればそれだけ熱も生み出されにくくなります。

もともと女性が男性より冷えやすいのも、筋肉が少ないためなんですね。このようにただでさえ冷えやすい女性の身体、妊娠中の体の変化と、それに伴う運動量の減少が、更に冷えやすくしてしまっているわけです。

妊娠中は暑さ対策と冷え対策の両方が肝心

妊娠中は「暑くて我慢できない!」と冷房をかけっぱなしにして身体を冷やすのも、逆に「身体を冷やしてはいけないから」と暑さを我慢して過ごすのも、いずれもNGなんです。

暑すぎず、寒すぎず、程よい温度を保って、快適に過ごす、これが理想的ですね。

では、なぜ夏なのに暑さだけでなく、冷えにも対策を取る必要があるのか、ここで掘り下げて見ていきましょう。

暑さ対策が必要なのはなぜ?

暑さを我慢した場合に起こり得るのが、熱中症です。

毎年年間で1000人前後の方が命を落としており、「たかが熱中症」と侮ることはできません。

妊婦さんは、ホルモンバランスの変化で様々な症状が現れるので、疲れやすくなっています。そのため、熱中症にかかるとほかの健康人に比べ、更に急速に体力が奪われて熱中症の症状が悪化しやすくなります。

妊娠中の熱中症で最も心配なのは、赤ちゃんへの影響です。

熱中症にかかった場合、体温が急上昇し、その体温を下げようと多量に汗をかき、結果として酸欠や脱水症状になる可能性があります。

お母さんが酸欠になれば、お腹の中の赤ちゃんも酸素不足になり得ます。また、脱水症状の場合も、赤ちゃんに栄養を送る胎盤に新鮮な血液を送り届けにくくなります。こういったことから、暑さ対策をして注意をする必要があるわけです。

冷え対策が必要なのはなぜ?

妊娠中に身体が冷えると、以下のような悪影響が出る可能性があります。

お母さんへの影響

つわりの重症化 お腹の張り 便秘 腰痛 足のむくみ こむら返り

赤ちゃんへの影響

切迫流産・早産 逆子

お母さんの身体が冷えて血流が悪くなると、赤ちゃんに送らなければならない栄養分もしっかり行き届かなくなります。このため、切迫流産や早産を引き起こすのではないかという考えもあります。

また、誰も寒いところで身体を震わせながら過ごしたいなんて人はいないですよね。赤ちゃんもそれは同じです。

身体が冷えていると、赤ちゃんは少しでも暖かい場所を求めて動き回り、その結果として逆子になりやすいと言われているのです。更に動き回ってまた元に戻る、といったこともあるかもしれません…ですが動き回り過ぎは臍帯が首にからむ可能性も多くなり危険ですね。

羊水の中で赤ちゃんは裸です(当たり前ですが)、大人でも自分が入っているお風呂の温度が1℃、2℃と下がったとき、気持ちよく浸ってはいられないでしょう。

赤ちゃんが気持ちよく過ごせるためにも、お母さんの体の冷えは避けておきたいところです。

妊娠中の夏の冷房対策そのポイントは?

ここまでで身体が暑さ・寒さにより受ける可能性のある影響や暑さ・寒さ対策がどちらも必要な理由がおわかりいただけたかと思います。

では、ここからは夏の冷え対策を実際にどうしていけば良いのかをお伝えしていきます。

自宅でのおススメ冷え・冷房対策

自分一人の時は

冷房の設定温度は低くても28℃にしておきましょう。

なんだか暑そう、と思う方も多いかもしれませんね?ですが、そもそも、「暑い」と感じるのは高い湿度のせい。暑さを感じさせる湿度を除去すれば、嫌な暑さからは解放されます。

冷房の除湿モードや除湿機を有効活用すると良いでしょう。また、冷房を28℃、除湿もしてまだ暑いと感じる場合は、そこに扇風機をプラスすると効果的。人は空気が動くと涼しいと感じるので、きっと快適に過ごせるはずですよ。

夜間やご主人と一緒の時は

ご主人が暑がりな方でなければ問題ありませんが、多くの男性はできる限り設定温度を低くしようとしますよね。

もし28℃以下に設定されるような時でも、腹巻きや、靴下を利用し、不快にならない程度に掛け布団などをかけて、ご自身の身体は冷やさないようにしましょう。

就寝時に靴下を履く場合は足に密着しすぎるもの・締め付けてしまうものだと逆に足を冷やしてしまうことになります。吸湿性・放湿性に優れたシルクの靴下や、足を締め付けすぎないルーズソックス・レッグウォーマーがおススメです。

職場でのおススメ冷え・冷房対策

冷房の風がダイレクトに当たらない席

自宅では自分の好きに冷房の設定温度や風向きを調節できますが、職場ではそうはいきません。

職場の中で注意したいのが、冷房の風向きです。冷房の風が直接当たると、冷えはもちろんのことお肌の乾燥も招くことになります。

女性にとってはあまり良い影響はないと言えますので、できれば男性同僚や暑がりな女性同僚にお願いして、席を交換してもらうなどして、対策を取るようにしましょう。

小物を活用

カーディガン、ショールなどを着用して冷え対策をしている女性は多いと思いますが、薄手のものはあまり良い対策法だとは言えません。

暑くて我慢できないほど着込む必要はありませんが(汗をかいて逆効果にもなり得るため)、腹巻きや膝掛け、靴下などで特に下半身を冷やさないように注意しましょう。

最近は冷え取り靴下と言って、シルクの靴下と綿の靴下を数枚重ね履きするものもあります。可愛いデザインが豊富に揃っていますので、この機会に試してみるのも良いでしょう。

また使い捨てカイロなども効果的、ロッカーに常備しておくことをお勧めします。

プレママ、外・内側から温度変化の対策をしよう

ここまでにご紹介した対策は主に外側から冷やさない方法でしたが、内側からの対策も大切です!なぜなら身体は食べるもの・飲むものによっても冷えたり温かくなったりするからです。

妊婦さんにぜひしていただきたい、外側・内側からの対策をお伝えします。

夏の冷えは外側・内側から対策!

外側から

外側からの冷え対策としては、先ほど記したように腹巻きや靴下、膝掛けなどを上手に利用することが挙げられます。これらも暑過ぎると感じたら脱ぐ・寒過ぎると感じたら着用するなど、温度調節をしやすいように着脱しやすいものを選ぶと良いでしょう。

こういったことに加えて、入浴もおススメです。夏場はシャワーだけで済ますという方も多いかと思いますが、できるだけ入浴して身体を温めましょう。のぼせたりしないように、お湯はぬるめがポイントですよ。

ゆっくり音楽を聞きながら、アロマオイルを使う、などで半身浴もおススメです。また、簡単に香りのよい石鹸やボディソープを使いリラックスを心がけるだけでも血液循環がよくなります。

お風呂タイムの後は、水分補給もお忘れなく!

内側から

暑いと冷たいジュースやアイスクリーム・かき氷が食べたくなりますよね。

妊娠中だと余計に暑く感じますし、そういったものを無性に欲することもあるでしょう。しかし、冷たいものを飲食すれば、身体の内側は当然冷えてしまいます。

また、野菜をたくさん摂ろうとサラダなどをよく食べている方もいらっしゃるかと思いますが、生野菜も実は身体を冷やします。野菜をたくさん摂りたい場合は、温野菜サラダなどにすることをおススメします。

冷たいものはできる限り避け、飲み物は常温で氷は入れないようにしましょう。

「冷やしてしまったかな」と思ったら、やかんで一度沸かして50℃ぐらいまで冷ました白湯を飲むと良いでしょう。50~60℃の白湯は体の巡りを良くしてくれる優れものです。

冷房で基礎体温が下がる?基礎体温の変化が気になるプレママへ

人の体温は外気温に左右されないと言われています。

しかし、冷房が寒すぎたことや布団をのけて寝ていたことで基礎体温が下がった、逆に布団をしっかりかけて寝ていたから基礎体温が上がった、という話も実際はあります。

基礎体温は舌下にしっかりと固定して計り、また、起床時に暑かった・寒かったなどのメモを基礎体温表やアプリに書き込んでおくことを産科のお医者さんも勧めています。

基礎体温が下がると、流産・早産などが心配になることもあるでしょう、でも、1日程度の基礎体温低下なら、計り間違いの可能性も十分に考えられます。

腹痛や出血など、その他の症状が現れないか注意しながら、万が一基礎体温低下が2~3日続く場合は病院に問い合わせるか、受診するようにしましょう。

まとめ

妊娠していない時はそこまで影響を感じなかった身体の冷えも、妊娠していると様々な事から影響を受けていることに気が付きます。

一人の時は「ちょっとくらい大丈夫」と暑さも冷えも我慢していたかもしれませんが、妊娠中はお腹の赤ちゃんと二人で一人、お母さん一人だけの身体ではないのです。

暑さも冷えもしっかり対策すれば、皆さんが元気で快適に過ごせるだけでなく、赤ちゃんもお腹の中で快適に過ごせるはずですね。

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