妊娠週別に「症状」「よくある悩み」「心の持ち方」を解説した妊婦さん専用サイトです。

【プレママちぇっく!】妊娠週で分かる、悩みや症状、心構え

基本知識

妊娠中に満員電車に乗るリスク。乗らざる負えない場合の注意点

投稿日:2017年3月17日 更新日:

ギュウギュウに詰め込まれる満員電車は、心身へのストレスも大きいものです。

特に妊娠中はこうした満員電車を避ける必要がありますが、働く妊婦さんにとっては満員電車を避けられない、という方も多くいます。

そんな妊婦さんのために、満員電車に乗る際の注意点やお腹を守るコツをご紹介します!

妊娠中、電車通勤で注意したい一般的な事

満員かどうかに関わらず、妊娠中の電車通勤では注意しなければならない事がいくつかあります。

妊娠中、妊婦さんが体調で気を付けなければならない点

妊娠中はホルモンバランスの変化により、つわりの症状が出てきます。つわりの症状は様々で、においに敏感になる、吐き気が出るなど体調を崩しやすくなります。

妊娠前には大丈夫だった香りや食べ物を受け付けなくなってしまうケースもあります。

また免疫力も大幅に低下しているので、ちょっとしたきっかけで感染症にかかってしまう事も考えられます。

また胎児の発育のために母体から栄養素がどんどん吸収されてしまうので貧血症状が出やすいもの、また血液量も増えてもヘモグロビンなどは増量しないため酸素が脳へ十分届かず脳貧血を起こしやすくなります。

またこれらの症状に加え、お腹が大きくなってくると子宮に圧迫されて動悸や息切れも起こしやすくなってしまいます。

そして子宮の収縮によるお腹の張りも、ちょっとした運動等で起こりやすくなります。

その上同じ姿勢を取り続ける事も多くある電車では、全身の血流が悪くなってしまう可能性が出てくるのです。

電車通勤は、妊婦さんにどんな影響を与える?

上記の解説から、妊婦さんの体は妊娠前とはかなり変化しているので、妊娠中は様々な事に気を遣わなければなりません。

そこで、ポイントに分けて注意したい点を見てみましょう。

立ちっぱなし

席に座れず立ったままの乗車は、体に大きな負担をかけてしまいます。

妊娠中は大変疲れやすくなっていますので、立ち姿勢での移動は貧血・脳貧血などを含め思わぬ体調不良を起こしてしまう可能性があるのです。

車内のにおい

においに敏感になる事が多い妊娠中は、普段気にならなかった車内のにおいも気になってしまいます。

他の人の体臭や香水等のにおいが入り混じる電車では、妊婦さんは気分が悪くなってしまうケースも多いのです。

電車の揺れ

電車の揺れは、つわり症状を助長してしまう事があります。また急ブレーキ等の予期せぬ揺れでは、人や物に衝突してしまう危険も出てきます。

同じ路線でも揺れが毎日全く同じという訳ではありませんから、揺れで酔ってしまう事もあるんですね。

人が多い

電車は、大変多くの人が利用します。満員電車でなくとも、体が触れるレベルの込み具合も多くありますよね。

人の多さに圧迫感を感じて気分が悪くなることや、他の人の体や荷物がぶつかってくる事もありがちです。

長時間乗車

座る事が出来たとしても、長時間の乗車は同じ姿勢を取り続けるという点で注意が必要です。妊娠中は特に血流が悪くなりやすく、血栓もできやすいとされています。

立ち姿勢でも座り姿勢でも、長時間動けない状況は体に大きな負担を生んでしまうのです。

電車通勤の妊婦さんにしてほしい、電車の乗り方

様々な注意ポイントのある電車ですが、ここでは妊娠中にできる対策をご紹介します!

時間差出勤

電車通勤の中でも一番厳しい満員電車を避けるためには、時間差出勤がオススメです。

いつもよりも早い電車に乗る、または、出勤時間を遅らせてもらってラッシュが終わった頃に電車に乗る等すると大変ラクになります。

帰宅時も、就業時間を短くしてもらう等してラッシュを避けると安心です。

鈍行を利用する

どうしてもラッシュ時を避けられないという場合には、ラッシュの中でも特に混雑する「急行」や「快速」等を回避する方法も効果的です。

通勤の所要時間は長くかかってしまいますが、ラッシュ時の鈍行は空いているケースが多いんです。

また指定席を設けている特急のある路線では、予め席を予約して混雑とは無縁の通勤をするのも良いですね!

マタニティマークを活用する

マタニティマークは、「妊娠している」事を周囲に知らせることが出来るマーク。妊娠初期の外見だけでは妊婦さんとは分かりにくい方でも、周囲にアピールすることが可能です。

このマタニティマークを鞄に付ける等するだけで、席を譲ってもらえる事も多くあります。

また周囲の人も気を遣ってぶつからない様に配慮してくれる事も多くあり、まだお腹が大きくならない時期には特に有効です。

マスクをする

においに敏感になる妊娠中のにおい対策には、マスクが大変有効です。マスクがある事で、においも軽減されて感染症のリスクも抑える事が出来るのです。

それでも心配な方は、マスクを重ねて付けておいても良いですね。

手すりを利用して外を見る

電車の揺れにも敏感になる妊娠中は、乗車中にスマートフォンや本を読んでいるだけでも酔ってしまう事があります。

また突然のブレーキの際には、片手が塞がってしまっていると対処しきれない場合も出てきます。

妊娠中は立っていても座っていても、手すりにつかまってなるべく外の景色を見る様にしましょう。

時間に余裕を持って電車に乗る

妊娠中は、いつ体調が変化するか分かりません。特に長時間の電車移動中は、突然体調不良を起こしてしまう可能性も高いと言えます。

そんな時のために電車を利用する際は時間に余裕を持って乗り、万が一体調が優れない場合には途中下車する等の対策をしていきましょう。

途中下車しても体調が戻らない時には、駅員さんにお願いして休ませてもらうと良いですね。

満員電車に乗らざるを得ないとき・・・お腹と自分の守り方

どうしても満員電車を避けられない時、妊婦さんにとってはお腹が一番心配ですよね。

満員電車に乗る時には、自分で自分を守らなければなりません。そのためのテクニックを、いくつかご紹介していきます!

お腹を保護する方法

まずは一番心配になる「お腹を保護する」コツを、見てみましょう。

リュックを前に抱える

通勤時はハンドバッグに代えてリュックを使用しましょう。リュックを前に抱えると、お腹部分に空洞が出来て大変効果的です。

例え満員電車で人がぶつかってきても、リュックに守られてお腹を圧迫される心配が減りますよ。

リュックの背の部分には、なるべく柔らかいものを入れておくと良いですね。

ポール等の近くには立たない

ついつい手すりやポールの近くを陣取りたくなってしまう満員電車ですが、満員電車でのポール付近は大変危険です。

カーブ等で人がなだれて来た時に、ポールによって体が大きく圧迫されてしまうのです。

人間の体よりもはるかに硬いポールに何十人分もの人間の体重がかかってしまっては、妊婦さんはひとたまりもありません。

妊娠中はポール付近を極力避けて、吊革につかまっていた方が安心です。

マタニティマークを付ける

ひとつ前の項目、電車の乗り方でもご紹介しました。

満員電車では、乗客それぞれが自分の事で精一杯になってしまいます。だからこそ、周囲の人には「妊娠している」という事をアピールして少しでも配慮や注意をしてもらわなければなりません。

そのためには、「マタニティマーク」が一番有効な方法なんです。

どうしても満員電車に乗らなければならない時には、こうしたコツをフル活用していくと良さそうですね!

自分の体調を崩さない方法

満員電車ではお腹を守る意外にも、自分の体調を保持していかなければなりません。そのためのコツも、ご紹介します。

マスクの着用

マスクを着用する事で、気になる周囲のにおいをかなり軽減する事ができます。特に大勢の人が密集する満員電車では、他の人と接触する機会も大変多くなります。

そんな中でも鼻と口を保護してくれるマスクは、妊婦の強い味方となるのです。また感染症を防ぐ役割もしてくれるので、妊娠中はマスクを重宝しますよ。

SOSボタンの近くに乗る

万が一、どうしても体調が悪くなってしまった時のためにSOSボタンの近くに乗る事も大切です。

特に急行等でしばらく電車が停車しない時には、体調が悪くなってしまっても自分ではどうしようもありません。

こうした事態に備えて、SOSボタンの位置を覚えておいていつでも助けを呼べる状態にしておきましょう。

飴を常備する

満員電車でつわりが酷くなる事も多いですので、そんな時のために、自分が好きな飴を常備しておきましょう。飴ならば、満員電車に乗る前にさっと口に入れる事ができます。

レモンや梅干し等の少し酸味のある味は、つわり中でもすっきりしやすいのでオススメですよ!

旦那さんと一緒に通勤する

満員電車に妊婦さん一人で乗る事は、大変心細いものですよね。出来れば旦那さんと時間を合わせて一緒に通勤して守ってもらいましょう。

守ってくれる人がいるというだけで、かなりの安心感があり万が一の事態にも対処しやすくなります。ちょっと遠回りをしてでも、旦那さんに助けてもらった方が安全なんです。

電車通勤で頑張るプレママへ

妊娠中でも仕事を続けて頑張る妊婦さんが増えています。そんなプレママさんたちへ、ミニ・アドバイスです。

妊娠初期はマタニティマークを付けよう

妊娠初期は外見的な体の変化が少ないため、本人以外は妊娠している事に気付く事が出来ません。

しかし、お腹ではもう一つの命がしっかりと育まれているんです。これを周囲に知らせるための手段が、マタニティマークです。

昨今ではマタニティマークを付けていることによるトラブルもあり賛否両論なのですが、本来マタニティマークは大切な赤ちゃんを守るためのものです。

マタニティマークに対する心無い行為に対しては、リュックを前に背負う等の対策をして自己防衛をしていきましょう。

妊婦だからと甘えない、でも、社会は無慈悲な人の集団じゃない

妊婦さんだからと言って、必ず席を譲ってもらえる訳ではありません。またマタニティマークを付けているからと言って、必ず周囲の人が配慮してくれたりする訳ではありません。

また妊娠しながらの通勤は大変ですが、仕事を続けるという判断と責任は自分自身にあります。

「妊婦だからかばってもらえる、いたわってもらえる」とは思わずに、「席を譲ってもらえたり配慮してもらえたらラッキー」と思う、当たり前ではなく「ありがたい」と思う習慣を付けていきましょう。

とは言っても、必要な時にはしっかりと助けを求める姿勢も大切です。

体調が優れなかったり何となくお腹の具合がおかしいと感じた時には、自分から席を譲ってもらえる様にお願いしてみたりする等して周囲の人に助けてもらいましょう。

日本は、助けを求めたときに誰も助けてくれない社会ではありません。勇気を出して、SOSを発信できる様にしていきたいですね!

まとめ

妊娠中の電車通勤には、様々な注意点があります。特に満員電車は避けるべきで、通勤時間を変える等する方法が有効です。

しかしどうしても満員電車を避けられない場合には、自分で自分を守る工夫が大切です。

マタニティマークを活用する等して、大切な赤ちゃんをしっかりと守っていきましょう!

-基本知識

Copyright© 【プレママちぇっく!】妊娠週で分かる、悩みや症状、心構え , 2017 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.