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基本知識

赤ちゃんの卒乳講座。正しい卒乳の仕方から卒乳できない場合の対応法

投稿日:2017年1月20日 更新日:

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赤ちゃんが1歳くらいになると、卒乳を考え始めるママは多いのではないでしょうか?または、周りから卒乳を勧められる人もいるでしょう。卒乳とは、赤ちゃんにおっぱいをあげることをやめることですが、具体的にどうすればよいのでしょうか?

そこで、卒乳をする目安ややり方などをご紹介します。

赤ちゃんの卒乳と、断乳の違い

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あかちゃんの授乳をやめることを「卒乳」と言ったり「断乳」と言ったりします。

この2つの言葉は同じ意味なのでしょうか?調べてみると、「卒乳」とは赤ちゃんが自然におっぱいを飲む回数が減っていき、自分から飲まなくなることを言います。ママがおっぱいの回数を少しずつ減らして最終的に飲まなくなることも卒乳に入ります。一方、「断乳」はある日を境におっぱいを飲ませることを止めたときに言います。

母乳育児、卒乳はいつごろが目安?

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真っ先に気になるのは、いつから卒乳をしても大丈夫なのかという目安ではないでしょうか。

1歳になったら…という考え方もありますが、ここでは年齢以外の目安についてお話しましょう。

医師によっても意見はさまざま

卒乳のタイミングについては、専門家である医師によって考え方が変わります。それだけでなくユニセフ・WHO(世界保健機構)の意見も違うようです。

医師の間でも意見が分かれる

卒乳をする目安は医師によっても意見が分かれ、1歳あたりを薦めている病院もあれば、無理をしておっぱいを止めなくても良いという考えも出てきました。また、おっぱいから粉ミルクへの切り替えを推奨する時期も複数の意見があるようです。そのため、栄養不足を防ぐために離乳食を始める少し前の3~4ヶ月あたりから切り替えるのが一般的のようです。

ユニセフ・WHO(世界保健機構)の考えは?

一方で、ユニセフ・WHOは2年間以上おっぱいをあげることを薦めています。赤ちゃんが求めれば、2歳でも3歳であっても与えて良いとしています。1歳くらいまでのおっぱいは栄養補給の役割を果たしていますが、離乳食が完了したあとは精神の安定、つまり心の栄養になるのだそうです。卒乳に対する日本の考え方とは大きく違うことが分かりますね。

ユニセフやWHOは赤ちゃんがおっぱいをほしがらなくなったら卒乳完了とするという考えのようですね。

中々赤ちゃんが断乳出来ずに困っているお母さんは必見です。下記ページでは、断乳できない赤ちゃんのケア方法を紹介しています。
>断乳できない、しない赤ちゃんのケア方法

おっぱいの量やママの体調、次の妊娠を考えたときに…

卒乳をするタイミングは他にもいろいろあります。
おっぱいがなかなか出なくて赤ちゃんが泣いてしまうというときはママにとっても辛いですよね。粉ミルクを使うことで栄養を補給でき、おなかがすいたと泣かれることも減ります。ママの産後の経過が思わしくなかったり動くのがキツイなど、体調不良でおっぱいでの育児が辛いときに卒乳を考えるのも良いでしょう。

また、妊娠中の授乳は子宮収縮を誘発させるため避けたほうが良いとも言われています。次の妊娠を考え始めたタイミングで卒乳をするのもおすすめです。

赤ちゃんの離乳食が進まないとき

離乳食が始まる5、6か月頃は食べ物とおっぱい両方から栄養を摂ります。赤ちゃんが離乳食を何でもモリモリ食べられれば大丈夫ですが、赤ちゃんがおっぱいばかり欲しがったり離乳食をあまり食べなかった場合には、必要な栄養素が不足することになります。

このタイミングで卒乳をはじめ、必要な栄養素をしっかりと摂るために、粉ミルクを使うのも良い方法だと言えるでしょう。

ママにも赤ちゃんにも優しい卒乳の仕方

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卒乳で注意したいのは、ある日突然無理やりおっぱいを止めること。赤ちゃんは何もわからないと思いがちですが、実は私たちの話していることを理解しています。イライラせずに落ち着いて繰り返し伝えることで、おっぱいを卒業することの大切さが伝わりますよ。

ここではママにも赤ちゃんにも優しい卒乳をご紹介していきます。

添い乳で寝かしつけをしていたなら…

添い乳で寝かしつけを乗り越えてきたママにとっては、卒乳はとんでもなく高いハードルに感じるでしょう。なぜなら、卒乳をするということは添い乳が禁止になるということだからです。

こうした場合には、寝かせたときにママの身体のどこかに赤ちゃんの手や足などが直接触れている状態にするのがおすすめ。ママとくっついているという安心感から眠ってくれるはず。

Xデーを決めてカウントダウン

例えば、お誕生日や育休が終わって仕事を再開する日など、卒乳をする日を決めて、数日前からカウントダウンを始めます。おっぱいをあげるときには「あと〇日でおっぱいバイバイだよ」と伝えましょう。

こうして卒乳が近づいていることを知らせましょう。もしおっぱいを探すようなら、乳首に絆創膏などを張ってガードしておきます。赤ちゃんに繰り返しおっぱいがなくなったことを伝えればちゃんと分かってくれますよ。

寝る前の行事を作る

「これをするともうすぐ寝る時間だと分かること」を作って毎日実行してみましょう。よく聞くのは寝る前の絵本の読み聞かせです。ほかにもお風呂の後はすぐに寝るというリズムを作ったり、赤ちゃんに部屋の照明を消させて真っ暗にするというやり方もありますよ。

寝る前に家中にあるぬいぐるみや家具に「おやすみ」と告げて回る「おやすみツアー」をするというユニークな方法もあるようでした。

ツボを刺激して眠りやすくする

足裏のかかとの真ん中あたりに「失眠」というツボがあります。これは不眠に効果のあるツボとして知られていて、刺激をすることで眠たくなってくるのだとか。ママと触れているという安心感も得ることができるのできっと眠ってくれるはずですよ。

眠気を誘う音楽を聞かせる

寝かしつけをするときに音楽を流すようにしてみましょう。眠りを誘うような効果を持つ音楽やオルゴール音も良いですね。「この音楽が流れているから寝る時間なんだな」と認識させるようにしましょう。流す曲はできるだけ固定したほうが効果も出やすいかもしれませんね。

卒乳で大切なのは母親とのスキンシップと焦らないことです。ご紹介した方法で共通しているのは、ママが子供を安心させてあげる点だと言えるでしょう。完全に卒乳できるまでには波があるので、いつも成功するとは限りません。

生活のリズムはもちろんのこと、親子のスキンシップ方法は家庭によって違うので、上記を参考にして赤ちゃんと一緒に自分たちのスタイルを作るのがおすすめです。

卒乳・断乳時のおっぱいケア

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卒乳や断乳中に気を付けておきたいのがおっぱいのケアです。
自分で搾乳するなら卒乳後は3日に1度くらいの頻度で行い、その後は少しずつ間隔を開けてながら残乳を出してください。搾乳をするときはおっぱい全体を手のひらで包み、おにぎりを握るように絞る「おにぎり搾り」がおすすめ。

外側から内側に向けて母乳を絞り出しましょう。搾乳後は冷たいタオルや保冷材等ですぐにおっぱいを冷やしてください。

母乳の分泌を抑える方法を試すのも良いでしょう。
ペパーミントの冷湿布は卒乳のおっぱいケアの強い味方です。洗面器に冷水を入れてペアーミントの精油を6滴くらい垂らし、その中におしぼりを入れて軽く絞ります。これを搾乳後だけでなくお風呂上りやおっぱいが張って辛いときに胸元全体を包むように被せましょう。おっぱいの張りが楽になりますよ。

一度に何枚か作っておいて、冷蔵庫で保管しておくとすぐに使えて便利です。また、ペパーミントやセージ茶などのハーブティには母乳の分泌を抑える働きがあります。冷湿布と合わせて内側からケアをすることで、スムーズに卒乳ができますよ。

乳腺炎にならないためにも、そして次の妊娠時に良い母乳を与えるためにもぜひ試してみてくださいね。

もしものときのために、乳腺炎の可能性を判断するチェックの仕方もご紹介しましょう。

『おっぱいに痛みがあり、熱を持っていて腫れている』場合には乳腺炎を疑ったほうが良いかもしれません。『おっぱいが固くなっている』『圧迫をすると痛みがある』『母乳が出ない』『乳頭に白いものが詰まっている』なら、軽度の乳腺炎になっているかもしれません。

この段階であればマッサージで改善することも十分にあり得えますよ。自分ではちゃんとできるか不安だという人は、産院の助産師外来などで断乳マッサージをしてもらったり、教えてもらうのも良いでしょう。

年子で2人目または3人目の赤ちゃんを妊娠中のプレママへ

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年子の場合には上の子の授乳をどうするべきなのか、悩んでしまうママもいるでしょう。卒乳を選択する方法もありますが、タンデム授乳をするという手もありますよ。詳しくお話ししていきましょう。

2人目を妊娠するとおっぱいの味が変わるって本当?

母乳にはたくさんの栄養が詰まっていますが、ママの体調や食べた物によって味も微妙に変わります。もし授乳期間中に2人目を授かった場合、ホルモンバランスが変わるため母乳の味が変化するのだとか。そのため、おっぱいの味の違いに赤ちゃんが戸惑ったり、美味しく感じなくなることがあるようです。

結果的には赤ちゃんのほうからおっぱいを嫌がって拒否するようになり、自然と卒乳する流れができることもありますよ。「完母で育てていたある日急におっぱいを飲まなくなって、その直後に妊娠が分かった」「自分で実際に味見をしてみたら甘みがなくなって味が変わっていた」なんて口コミがありましたよ。

タンデム授乳という手も…

タンデム授乳とは、ママのおっぱいを兄弟で分け合って同時に飲むことを言います。二人同時に栄養を与えるため、ママの体力と栄養が一気に奪われることになります。しっかりと栄養を摂るコト、体力を温存することを意識しましょう。

ただし「二人分の栄養も必要だから」とカロリーを摂取しすぎると太ってしまうので気を付けてくださいね。

ママによっては小さな赤ちゃんと1、2歳の子が並んで授乳することに抵抗を感じたり、上の子におっぱいを飲まれるのが気持ち悪いと思ってしまうこともあるようです。これは赤ちゃんを守ろうとする本能やホルモンが原因と言われていて、決してママのせいではありませんから、あまり自分を責めないようにしましょう。

適度にストレス発散をすると気持ちをリフレッシュできますよ。どうしても受け入れられないなら、お腹が大きくなってくる時期から卒乳を始めてみましょう。出産に備えてママ抜きの寝かしつけを始めるのも良いかもしれません。

卒乳するかどうかを助産師外来などで相談してみるのもおすすめです。

まとめ

赤ちゃんの卒乳についてご紹介しましたが、参考になりましたか?卒乳をするタイミングはママの状況や離乳食の進み具合によって変わります。もし実行に移すなら突然授乳を止めるのではなく、卒乳の大切さを繰り返し言い聞かせることで赤ちゃんも理解してくれますよ。そしておっぱいケアも忘れずに行いましょう。

年子の場合には上の子の授乳をどうするべきか、助産師外来などで相談をすると良いアドバイスがもらえることでしょう。

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