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妊娠中の性行為の正しい知識まとめ

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妊娠中の相談で、性生活についてはなかなか言いにくいという方は多いのではないでしょうか。

ホルモンの影響で性欲が減る、あるいは反対に増すということもありますし、お腹に赤ちゃんがいる状態で性行為をしても大丈夫なの?とひそかに心配をしている人も多いと思います。しかし男性にNOと言い続けるのも悪い気持ちがしますよね。

そこで、妊娠中に性行為をする場合の注意点、ちょうど良い回数やいつからいつまで、という期間などは決まっているかなど事例も含めて調べてみました。

妊娠中の正しい性行為、基本のルールとは?

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はじめに、そもそも妊娠中はセックスをしても良いものなのか、また他の夫婦(カップル)はどれくらいのペース、期間内で性行為をしているかなどをリサーチしてみました。

「安全」であれば基本は控える必要ナシ!

妊娠期間中、どの時期でも基本は性行為をしてもOK。
本当に?!と思ってしまいますが、経過が順調であり、医師からも安静にという指示がなければ今までどおりに行っても良いようですね。流産の心配も少ないということです。確かに全体の妊婦さんの中でも6~7人に1人の割合で流産になる可能性はありますが、性行為が原因ということではないようです。

膣炎などにかかっておらず、胎児の成長も異常が見られないのであれば愛し合うのをやめる必要はないといえますね。

週に何回?妊娠中の性行為、みんなどうしてる?

妊娠中のセックスの回数をたずねたとあるアンケート結果によると、初期に妊娠前と変わらないペースで性行為をしたという夫婦は22.7%でした。減った、という答えが55%と多かったですが、約半数の53%の妊婦さんは妊娠初期にセックスをしていたという結果が出ています。

ただし、妊娠初期はホルモンバランスが以前よりも大きく変化し、人によっては心身ともに日々の生活自体も送りづらくなったと感じる時期。つわりや眠気、精神的なイライラなどさまざまな症状にもおそわれやすいので、なかなか性生活を営みづらいという悩みもあるようですね。

気持ちの面や、何より体調に合わせて行うことが大切なため、人によっては多い、少ないなど個人差があるのが普通。週に何回くらい、という基準などもないといっていいでしょう。

ふたりにとって「ちょうど良い」ペースを決めておきましょう

妊娠すると性欲が薄くなってしまうというのもよく聞かれることです。これは体内の女性ホルモンの分泌が増えて、男性ホルモンであるテストステロンが減ってしまうからではないかという説があるようですね。逆にマイナートラブルなどがおさまってくる妊娠中期などは、膣や乳房に血液が多く循環して性欲が高まってくるということも。

また、男性のほうも女性が母親になっていく過程を見ていくことで戸惑う気持ちがあるかもしれません。そこで、赤ちゃんに影響があるかもしれないから一切Hしないと決めてしまう夫婦もいるようですね。

ただし極端に絶って間が開くと、産後セックスレスに陥ってしまう可能性もでてきてしまうそう。それを回避するためにもやはり、夫婦(カップル)同士でお互いの気持ちを良く話し合うことが大切。

コミュニケーションをよく取って、無理のないペースで相手を尊重するようなセックスができることが理想のようです。

それでもやはり、控えたほうが良い時期も

性行為は人それぞれ、またカップル同士での趣味嗜好があり形はさまざま。妊娠期間中も特にセックスをしてはならないと決められている訳ではないなら、以前と同じようにしても良いのか、というと少し慎重になる必要はありますね。

また、母体の状態や赤ちゃんの成長度合いは変化していくもので、それに合わせた性生活、またはセックス自体を控えたほうが望ましい時期などもあるそう。不安な気持ちで行為に望まぬよう、クリアにしておきたいですよね。

 

詳しい期間や注意点などを次章からじっくり見てみましょう。

 

妊娠中の性行為、プレママの体調・症状、胎児の状態によってはNG

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より良い性生活の持続と、赤ちゃんが健康に育つことを両立できれば言うことはありませんよね。そこで、ママと赤ちゃんの体を考えたセックスの仕方やこんな状態の時はお休みしましょうという詳しい症状、その理由などもチェックしておきましょう。

こんな状態があるときは、性行為は控えましょう。

以下の症状のいずれかが表れている時には行為自体NG。お腹の赤ちゃんやママ自体の体を守るためで、以下の5つの状況をよく見極めましょう。

1.・・・おなかの張りがある、また切迫流産、早産のおそれがある
2.・・・不正出血がある
3.・・・子宮頚管が短くなって来ている
4.・・・前置胎盤、もしくは低置胎盤が分かった時
5.・・・医師から安静を指示されているとき

子宮口が開きかかっていて流産、また早産になる兆候がある時はセックスの刺激でさらに症状が進んでしまう可能性があります。同時に、子宮と膣をつないでいる子宮頸管が短い時期も、激しい行為の場合破水してしまうおそれが。

出血がある際はごく少量ならば膣がすれたために見られることもあり問題はありませんが、子宮や膣などどこかに原因がある場合も多いもの。血が止まらない、などの症状が出た場合はすみやかに病院へ行くようにしましょう。

もし、前置胎盤と診断されたらその時点でセックスは控えましょう。子宮にかぶるように、または入り口近くに胎盤ができてしまっているため激しい運動などをするとはがれやすくなってしまうのだそう。

安全な性生活を送るために確認しておきたい、妊婦さんの体の状態

特に体に異常は見られなくても、妊娠中のデリケートな状態に合わせて配慮は必要なようです。体がどんなふうに変化するのか3つの例を挙げてみました。

妊娠中の肌は繊細

新陳代謝が活発になる妊娠中は汗をかきやすく、肌も敏感になります。洋服の裏地がこすれることでかゆみが起きたり、ニキビなどができる一方乾燥しやすいなどトラブルも起こりやすくなるようですね。なので、強く触ったり刺激が強いと違和感や痛みが出てしまう可能性も。保湿をしながら優しくタッチしてくれるよう頼んでみましょう。

乳首と乳房はどうなる?

乳腺が発達してくるため乳房は大きくなり、人によっては乳腺症のように熱を持って腫れることもあります。さらに乳首も黒ずんで大きくなり、かゆみが出ることも。乳汁の詰まりなどが原因のこともありますし、ホルモンの影響で痛みなども出てくるようですね。なのであまり触りすぎると菌が入り込んで炎症などが起きることがあります。

膣の様子が変わってきた?!

妊娠中の膣壁は充血して傷つきやすくなっているため、激しく動いてすれると出血することも。さらに子宮頸部も子宮が大きくなって出産が近づくにつれ、固く閉じている状態から柔らかく変化していきます。また、ホルモンバランスが変わることで酸性に保たれていた膣内がアルカリ性に傾き、雑菌をブロックしずらくなることに加えて分泌液が減ってしまうため、と言われています。

妊娠中の性行為、時期別の注意と避けたい行為

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ここからはより詳しく、妊娠中の初期、中期、後期に分けて体調の変化や性行為をするうえで工夫する点や、気を付けることなどを見てみましょう。また、妊娠期間通して注意したいセックスの方法、注意点も挙げてみました。

妊娠の時期によって工夫したい点は?

妊娠中のつわりをはじめとする様々な症状の現れ方は人によって差はありますが、今はこういう時期だから無理はしない、ここに気をつけよう、などその都度確認をしておくと安心です。

妊娠初期

早い人では妊娠4~5週からつわりなどのマイナートラブルが起こるため、身体を起こしているのもつらい場合も。疲れがたまりやすいのでなかなかセックスをするモードになれない、その気になれないというママも多いでしょう。特につわりのピークを迎える8~11週頃には匂いにも敏感になり、吐き気なども起きやすくなるため、無理に行為をすることはおすすめできません。

胎盤がまだ未発達なうえ赤ちゃんの器官形成が活発になる時期でもあり、身体を休めることが大切。同時に、セックスに応えられないというストレスなどもためないことも必要です。

行為の方法自体はおなかを圧迫しないようにすれば決まりはないようですが、挿入はあまり深くならないようにしましょう。

妊娠中期

安定期を迎え、心身ともに余裕が出てくる中期は性欲が通常に戻る、あるいは増すという人も多いといいます。医師からの安静にという注意がない限りはセックスを楽しんでも良い時期といえますね。

ただしお腹が大きくなり始め、張りや出血などが見られる人もいるため無理は禁物です。側臥位のような体勢が楽な「体位」を選んで、ゆっくりと行うようにしましょう。

途中で張りを感じたり、体調が悪くなった場合はやめて様子を見る、ということを最初からお互いに決めておきましょう。また、オーガズムを感じたら子宮内に悪い影響がないだろうか…と考えてしまいますが、一時的な子宮の充血、収縮は行為が終われば治まるため、直接早産に結び付く心配はないようですね。

妊娠後期

38週以降の「正期産」の時期を迎えるまでは、早産は避けたいものです。なので、子宮収縮が起きやすくなる後期はよく時期を見定めて行為を行う必要があるでしょう。特に妊娠32~37週はセックス自体を控えて、赤ちゃんの成長を見守ることもおすすめします。

妊娠後期の膣内はさらに敏感になっていて子宮頸管も短くなります。赤ちゃんの頭に男性の性器が触れてしまうのではと心配になる人もいますが、特に心配することはありません。横向きで優しく、浅く挿入することを心掛けると良いようですね。

38週以降になると出産をうながす「お迎え棒」の役割になるというので、そこからは割と安心してセックスができるという人もいます。

注意が必要な妊娠中の性行為

妊娠期間を通して、行為の種類などで特に気をつけたほうが良いとされる例もあります。

オーラルセックス

本来、女性の膣内には細菌や雑菌から守ると同時に精子を迎え入れやすくするため、酸性のおりものが分泌されます。妊娠するとホルモンの影響でアルカリ性が優勢になり、バリア機能が弱くなることに。免疫力が下がって真菌の一種であるカンジタ膣炎、膀胱炎などにもかかりやすくなります。

そこで懸念されるのは性感染症にかかる可能性が高まるということ。破水の原因にもなるクラミジアや淋病などが移らないよう、男性から女性へ行うオーラルセックスは控えるようにしましょう。クラミジアは出産の際に赤ちゃんにも感染してしまい、肺炎などの症状を起こす可能性がある事が分かっています。おりものの異常、下腹部痛が現れたらすぐに病院へ。

アナルセックス

妊娠中は特に後期、赤ちゃんが大きくなって子宮が広がり、直腸や肛門を圧迫しやすくなります。さらに運動量が減ってうっ血が進むことから、痔になる可能性が高まることに。肛門の入り口、粘膜共にとても繊細な状態なので、傷をつけないよう挿入自体を控えましょう。大腸菌の雑菌が粘膜に入り込むと感染症を引き起こしやすく、パートナーにも影響を及ぼしかねません。

妊娠37週前の膣内射精

また、妊娠中であれば膣の中で射精をしても良いの?という疑問もわいてくると思いますが、コンドームをつけるようにしましょう。実は精液の中にはプロスタグランジンという子宮を収縮させる物質が高濃度で含まれているそう。子宮頚管を柔らかくするという作用の他、炎症や感染症を引き起こす原因にもなるといいます。

ただし、経過が順調であれば少し膣内で漏れたからといって早産になる可能性は低いとのこと。膣炎や早産の兆候が見られる時にはもちろん、赤ちゃんが保育器に入らなくても自分で呼吸でき、機能もほぼ完成に近づく正期産に入るまでは、覚えておきたいことのひとつでもあります。

乳房への愛撫は控えめに

赤ちゃんがいる子宮と近い性器から離れた乳房は、あまり関係はないのかな?と思う男性は多いようですが乳房、乳首への刺激が早産などにつながることがあります。乳房への愛撫はオキシトシンというホルモンを分泌させ、母乳を作る役割の他、子宮の伸縮を促す作用があるのだそう。流産、早産の兆候があるママは乳首マッサージを控えることも。

セックス中にお腹が張ったり腹痛などを防ぐため、パートナーにも伝えておきましょう。

プレママとプレママ予備軍の方のための≪妊娠と性行為≫

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夫婦やカップル同士、特に初めての妊娠を経験すると体をいたわりながらも気持ちを伝えられず、すれ違ってしまうこともあります。正しい知識を持ってお互いに歩み寄るためのポイントなどはあるのでしょうか。

また、妊活中の女性がスムーズにプレママとしての生活に入れるよう、押さえておきたい妊娠の流れなども見てみます。

幸せな性生活を送りたいプレママへ

妊娠前に比べて、あきらかにセックスの回数が減った、もしくは全くしていないというカップルも多いようです。どちらかが行為を拒んだりしてそれが何回か続くと、悲しいという感情から、あきらめにも変わってしまうそう。

プレママ自身にとっては体調が原因で気が乗らないということもあるでしょうし、赤ちゃんに何かあったら…と不安な気持ちにもなるでしょう。男性のほうも、そんなママの気持ちを感じ取ってやめておこうとする人もいるようですね。

そこで、妊娠中のセックスは安全な状態であれば大丈夫という話、またなぜセックスに気が向かないのかじっくりと話し合うことが大切なようです。また、挿入がなくてもスキンシップをしたり、男性へのサービスなどを忘れないことを心掛けると良いようです。

赤ちゃんが欲しい!プレママ予備軍の女性へ

性行為をひんぱんにすると、精子が薄くなるという説を聞いたことがありませんか?実際、排卵日に合わせて数日間は禁欲すると良いという方法もあり、本当のところはどうなんだろうと情報が錯綜している印象がありますよね。

セックスの回数と妊娠率の比率を調べたアメリカのある研究結果によると、週に1回の性交すると妊娠する確率は15%。それに対して毎日性交した場合37%まで上がったというのです。かえって5~7日間射精しないでいると精子の数自体が減ってしまうことが分かりました。もちろん、排卵日前に性行為をすることが一番確率を上げることにつながります。

ただしそれは質が良い精子、卵子のタイミングが出会うことが前提です。男女問わず不足しがちな亜鉛などを摂ると、男性の精子の生成をうながしたり、貧血予防にもなりおすすめ!女性であれば体を冷やさないよう気をつけるなど食生活を整えると同時に、ストレスをためない環境づくりをこころがけましょう。

性行為何日後で妊娠がわかるもの?

妊娠を望むカップルにとって、性行為後にいつ妊娠が判明するか心待ちにしていると思います。その出発点ともいえる、射精後の精子が卵子と結びつき、無事着床するまでの流れを追ってみましょう。

数千万、数億から数十ほどに残った精子が、膣内から卵管に進むには約15分です。卵子がいる卵管膨大部は卵管の奥にあり、そこまでの距離は17cm。30分以上かけてたどりつくと、5~6時間もかけて受精をするための準備を整え始めます。そこから約6~8時間内(最大で24時間以内)に卵子と出会えれば受精卵となるわけですね。

受精卵は細胞分裂しながら受精3日後には8つに分かれた胚細胞となり、子宮腔内を進んでいきます。

そして、胎盤のもととなる胚盤胞(はいばんほう)という状態になった頃、子宮内膜と結合すれば着床が始まります。着床完了までは約5日間ほどかかるようで、受精してから着床するまでは合わせて約7日間ということになりますね。ただし以上の例は、排卵されてから6~8時間という受精する確率が高い時に出会った場合です。

まとめ

妊娠をすると自分一人の体ではなくなるという母性の意識が芽生えて、セックスについて少し神経質になることもあると思います。そんな時はセックスに対する意識の違いや、自分の気持ちを柔らかい口調でパートナーに話してみると良いでしょう。妊娠中の性行為についての知識を共有しながら愛し合うことができれば、心身ともに安心して楽しめますよね。

実際に相手をいたわるような優しさを感じて、お互いの気持ちが深まったという夫婦もいるようですよ。身体を気遣いながら、妊娠中、出産後も快いコミュニケーションが取れる仲でいたいですよね。

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